Reap

Reap[expr]

評価の過程でSowが適用されたすべての式と共にexpr の値を与える.異なるタグでSow[e]あるいはSow[e,tagi]を使って播かれた式は異なるリストで与えられる.

Reap[expr,patt]

patt にマッチするタグを付けて播かれた式のみを刈り取る.

Reap[expr,{patt1,patt2,}]

patti と関連する式を別々のリストに入れる.

Reap[expr,patt,f]

{expr,{f[tag1,{e11,e12,}],}}を返す.

詳細

  • SowReapは計算の中間結果を累積する便利な方法を与える.
  • ReapSowが適用された順番で式を累積する.
  • 特別なタグで播かれた式はパターンにタグがマッチする最も内側のReapに集められる.
  • Reap[expr]Reap[expr,_]に等しい.
  • Reapは属性HoldFirstを持つ.

例題

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  (2)

「播かれた」ものを「刈り取り」ながら一連の式を評価する:

各ステップで「播かれた」i^2を「刈り取り」ながら和を計算する:

スコープ  (2)

刈り取れた各タグ別に独立したサブリストを作成する:

負の数を除き,各整数のインスタンスの数を数える:

一般化と拡張  (1)

それぞれの明確なタグと値のリストにfを適用する:

アプリケーション  (2)

Plotによってサンプルとして抽出された値のリストを求める:

もとの順番を守り,重複するものをリストから除く:

これは,分類をしないUnionのようなものである:

特性と関係  (3)

式が何も播かれないと,Reapは刈り取った式の空リストを返す:

Reapは式を播かれたのと全く同じ順番で刈り取る:

最初のタグに関連付けられたリストが最初に与えられる:

Wolfram Research (2003), Reap, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Reap.html.

テキスト

Wolfram Research (2003), Reap, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Reap.html.

CMS

Wolfram Language. 2003. "Reap." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Reap.html.

APA

Wolfram Language. (2003). Reap. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Reap.html

BibTeX

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BibLaTeX

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