Rescale

Rescale[x,{min,max}]

min から max の範囲で x が0から1に収まるように x を再スケールする.

Rescale[x,{min,max},{ymin,ymax}]

min から max の範囲で xyminから ymaxに収まるように x を再スケールする.

Rescale[list]

list 中の各要素がMin[list]からMax[list]の範囲で0から1に収まるように,各要素を再スケールする.

詳細

  • Rescale[x,{min,max}]は,実質的に(x-min)/(max-min)に等しい.
  • 各数量につき,Rescaleは内部的に数値近似を用いて結果を出す.大域変数$MaxExtraPrecisionの設定がこのプロセスに影響を与えることがある.
  • Rescaleは複素数や記号的数量に使うことができる.

例題

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  (3)

から10の範囲で0から1になるように再スケールする:

すべてのリスト要素が0から1までになるように再スケールする:

実数の部分集合上でプロットする:

スコープ  (24)

数値評価  (5)

数値的に評価する:

複素数入力:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

高精度で効率的に評価する:

Rescaleは第1引数のリストに縫い込まれる:

最大値と最小値を指定する:

特定の値  (6)

0における値:

端点における値:

x の値が から までのときに から までになるように再スケールする:

縮退した第3引数があるあるの値:

記号的な数量でリストを再スケールする:

Rescale[x,{-2,2}]=1となるような x の値を求める:

可視化  (3)

第2引数に反転した端点がある2つのRescale式を可視化する:

第3引数に反転した端点がある2つのRescale式を可視化する:

Rescaleを複素平面上で可視化する:

関数の特性  (4)

Rescaleは,その第1引数中の実数と複素数のすべての入力について定義される:

第2および第3引数中の端点の領域:

唯一の制限は,第2引数中の端点が他とは異ならなければならないことである:

Rescaleは実数と複素数のすべての値に達する:

リストの1引数の形はMinMaxを使って表現できる:

Rescale[list]は事実上Rescale[list,{Min[list],Max[list]}]である:

微分と積分  (6)

x についての一次導関数:

x についての一次および二次の導関数:

x についての 次導関数の式:

端点についての一次導関数:

Integrateを使って不定積分を計算する:

不定積分を確かめる:

定積分:

アプリケーション  (1)

摂氏から華氏への変換表を作成する:

特性と関係  (3)

複素平面上では,Rescaleは単純にスケールし,領域を回転させる:

両方の領域指定を逆にしても同じ結果が得られる:

Rescaleは実質的にその第1引数について線形である:

Wolfram Research (2004), Rescale, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Rescale.html.

テキスト

Wolfram Research (2004), Rescale, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Rescale.html.

CMS

Wolfram Language. 2004. "Rescale." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Rescale.html.

APA

Wolfram Language. (2004). Rescale. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Rescale.html

BibTeX

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BibLaTeX

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