RowKey

RowKey[{key1,key2,…}]

キー列が値 keyiを持つTabularオブジェクトの行を取り出すために使えるキーを表す．

詳細

  • RowKeyは，通常，Tabularオブジェクトの行にアクセスするために使われる．
  • 指定されたTabularオブジェクトについて，RowKey[{key1,key2,…}]の中の keyiのリストは各行を一意的に指定しなければならない．
  • RowKey[key]はRowKey[{key}]として理解される．
  • RowKey[…][tab]は，Tabularオブジェクト tab については tab[RowKey[…]]に等しい．

例題

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例  (1)

3列のTabularオブジェクトを作成する：

列の一つをキー列に設定し，その列による番号作成を許可する：

キー列で「b」を含む行を抽出する：

RowKey[…]を関数として使うこともできる：

スコープ  (3)

キー列がある Tabularオブジェクトを作成する：

キー列に"a"を含む行を抽出する：

キー列が1列だけのときは，Listラッパーは必要ない：

RowKey[…]をTabularオブジェクトに作用する関数として使う：

G7諸国の人口のTabularオブジェクトを取る：

2列をキー列として設定する：

RowKeyを使って指定された列の値を抽出する：

アプリケーション  (1)

各州の死者を伴う衝突事故の表形式データを取る：

指定されたキー列はない：

列を並べ直して"state"列をキー列に設定する：

アメリカ中西部の州の列を抽出する：

特性と関係  (4)

キー列があるTabularオブジェクトを取る：

行の抽出はRowKeyを使って行える：

Keyラッパーは，表形式の行を抽出する際にも使うことができる：

TabularオブジェクトのKeysは，キー列が指定されている際はRowKey式のリストを返す：

複数のキー列がある場合：

RowKey[{key1,key2,…}]を使うと複数のキー列の値で行にインデックスを付けることができる：

ExtendedKey[key1,key2,…]を使うと複数の値で列を指定することができる：

RowKeyは，ExtendedKeyオブジェクトで指定された列に対応するキーを含むことができる：

Wolfram Research (2025), RowKey, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/RowKey.html.

テキスト

Wolfram Research (2025), RowKey, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/RowKey.html.

CMS

Wolfram Language. 2025. "RowKey." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/RowKey.html.

APA

Wolfram Language. (2025). RowKey. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RowKey.html

BibTeX

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BibLaTeX

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