TimeSeriesRescale
TimeSeriesRescale[tseries,{tmin,tmax}]
時系列 tseries 中の時点を,tminから tmaxまでになるように再スケールする.
TimeSeriesRescale[tseries,{tmin,tmax,tu}]
時点を"Month","Quarter"あるいは"Year"を含む tuの単位に再スケールする.
詳細
- TimeSeriesRescaleは,時点間の距離の割合を保ちながら,時系列の時間範囲を拡張したり縮小したりするために使われる.
- 入力 tseries は,値のリスト{x1,x2,…},時点と値のペアのリスト{{t1,x1},{t2,x2},…},TimeSeries,EventSeries,TemporalDataのいずれでもよい.
- TimeSeriesRescaleは,多重経路のTemporalData全体に使うことができる.経路を越える時点間の距離の比は保存される.
- 値 tmin<tmaxは,数として,あるいはAbsoluteTimeへの有効な入力として与えることができる.
- 時間単位 tuは,DatePlusに対する任意の有効なオフセット,あるいは純粋な数量でよい.
- 再スケールされた時系列はタイムスタンプ を持つ.ただし,および は tseries のタイムスタンプを参照し,は を単位とした から までの距離である.
- 数値の時間については である.日付については,は陰的に で与えられる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (9)
基本的な用法 (3)
データの型 (6)
ベクトルについての時点が0から8の間になるように再スケールする:
時点と値のペアの列における時点が10から50までの間になるように再スケールする:
TimeSeriesの時点が0から399の間になるように再スケールする:
EventSeriesの時点が5から49の間になるように再スケールする:
TemporalDataの時点が10から100の間になるように再スケールする:
アプリケーション (2)
特性と関係 (1)
TimeSeriesRescaleは,時間的規則性を仮定して引数のタイムスタンプを再スケールする:
TimeSeriesRescaleはタイムスタンプ間の距離の比率を保存する:
テキスト
Wolfram Research (2014), TimeSeriesRescale, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TimeSeriesRescale.html.
CMS
Wolfram Language. 2014. "TimeSeriesRescale." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/TimeSeriesRescale.html.
APA
Wolfram Language. (2014). TimeSeriesRescale. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TimeSeriesRescale.html