WebRow

WebRow[{expr1, expr2, }]

expriを含むHTMLの行を表す.

WebRow[expr,options]

指定されたオプション設定で整形された expr を表示する.

詳細とオプション

  • WebRowは,Webページ上での式の並べ方とスタイルの指定に使用できる.
  • WebRowWebColumnおよびWebItemと一緒に使ってWebページのレイアウトが決定できる.
  • WebRow[expr,spec1,spec2,]speciは以下の任意のリストまたはシーケンスでよい.
  • opt1val1,明示的なオプション
    "class"現行スタイルシートからの名前付きのクラス名
    色指示子(Red, RGBColor[], )
    大きさ指示子大きさ (width, {width,height}, )
    InterfaceSwitched[]環境によって形式を切り換える
    Scaled[]ウィンドウサイズと相対的な大きさ
    Largerより大きいサイズ指定
    Smallerより小さいサイズ指定
    n(任意の数)画素サイズ n の大きさ
    TinySmall絶対サイズ指定
    Italic斜体
    Bold太字
    Underlined下線
    Dashed境界を破線で表示
    Dotted境界を点線で表示
    Thickness[],Thick,Thin境界線の太さ
    Mouseover[]マウスオーバーで形式を切り換える
  • 以下は,よく使われる明示的なオプションである.
  • Background 背景色
    FontSize フォントサイズ
    FontFamily フォントファミリ
    FontSlant 斜体 (Plain, Italic, )
    FontWeight 太さ (Plain, Bold, )
    Alignment コンテンツの並べ方
    Scrollbars スクロールバー指定
    Frame プロットの周りに枠を置くかどうか
    FrameStyle 枠のスタイル指定
    ImageMargins 項目の周囲に残す絶対余白
  • "box-shadow" "10px 5px 5px black"のような任意のCSS特性オプションが指定できる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (1)

単一のWebRowをクラウドに配備する:

Scaledを使ってページ全体のレイアウトを指定する:

スコープ  (2)

デフォルトで,WebRowは使用可能な表示域にフィットするように拡張される:

別のWebRow内で使用されるときは,残りのサイズにフィットするように拡張される:

表示域にフィットしない要素は自動的に折り返される:

第2引数を使って要素サイズが指定できる:

リストを使って幅と高さが指定できる:

Automaticを使ってサイズがコンテンツにフィットするように指定したり,Fullを使って残っている全空間にフィットするように指定したりできる:

オプション  (10)

Alignment  (1)

一連の要素を定義する:

Alignmentオプションを使って使用可能な空間内でコンテンツをどのように並べるかを指定する:

Background  (1)

BackgroundオプションでRGBColor等の任意の色指定を使って背景色が指定できる:

任意のCSS指定が使える:

FontFamily  (1)

FontFamilyを使ってフォントを指定する:

FontSize  (1)

FontSizeオプションを使うとさまざまな指定をすることができ,他から値を継承することもできる:

任意のCSS指定が使える:

FontSlant  (1)

FontSlantを使ってテキスト内の斜体字が指定できる:

FontSlantオプションを明示的に使う代りにItalic指示子を与えることができる:

FontWeight  (1)

FontWeightを使って文字をどの位太くするかが指定できる:

FontWeightオプションを明示的に使う代りにBold指示子を与えることができる:

Frame  (1)

グラフィック全体の周りに枠を描く:

FrameStyle  (1)

全体的な枠のスタイルを指定する:

ImageMargins  (1)

すべての側に20ポイントの余白を入れる:

Scrollbars  (1)

WebRowに縦横両方のスクロールバーを指定する:

横のスクロールバーだけを使う:

アプリケーション  (1)

再使用可能なメディア成分を定義する:

この成分を単純なレイアウトで使用する:

特性と関係  (2)

InterfaceSwitchedを使って表示域のサイズに基づいてWebRowのコンテンツを切り換えることができる:

InterfaceSwitchedを使って特性の値を切り換えることもできる:

モバイル機器では列表示になる行を指定する:

ExportStringを使ってWebRowをHTMLにコンパイルできる:

考えられる問題  (1)

CloudDeployはページの式から生成されたHTMLを式の評価時にアップロードする:

おもしろい例題  (2)

中央揃えのレイアウトにする:

いくつかのコンテンツでどう見えるか試してみる:

要素順がスクリーンの幅に依存するレイアウトにする:

Wolfram Research (2021), WebRow, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/WebRow.html.

テキスト

Wolfram Research (2021), WebRow, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/WebRow.html.

CMS

Wolfram Language. 2021. "WebRow." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/WebRow.html.

APA

Wolfram Language. (2021). WebRow. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/WebRow.html

BibTeX

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BibLaTeX

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