BlockchainTokenData (for Ethereum)
BlockchainTokenData["name"]
イーサリアムブロックチェーン中の特定の名前を持つトークンの使用に関する一般的な情報を与える.
BlockchainTokenData["sym"]
シンボル sym を持つトークンについての一般的な情報を与える.
BlockchainTokenData["address"]
指定されたアドレスに関連付けられたトークンについての一般的な情報を与える.
BlockchainTokenData[assoc]
assoc の指定と一致する特性を持つトークンについての一般的な情報を与える.
BlockchainTokenData[tokenspec,type,prop]
トークンの使用についての指定された特性を与える.
詳細
- BlockchainTokenDataは連想のリストを与える.各連想は単一のトークンについての結果を与える.
- BlockchainTokenData["name"]の name は,特定のトークンに割り当てられた名前(例:"Tronix")あるいはトークンクラスの標準(例:"ERC721")でよい.
- tokenspec 入力は,任意の入力を,それがString name,symbol,address,Association assoc の何であれ,参照する.
- BlockchainTokenData[assoc]の連想 assoc は次のキーを持つ要素を持つことができる.
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"Name" トークン名(例:"Tronix") "Symbol" トークンシンボル(例:"CK") "TokenAddress" トークンに関連付けられたアドレス "TokenStandard" トークンを定義する標準(例:"ERC20") "TimeInterval" 含めるトランザクションの時間間隔 "BlockNumberInterval" 含めるべきトランザクションのブロック "Addresses" 送信のための送信者または受信者のアドレス "SenderAddresses" 送信のための送信者アドレス "ReceiverAddresses" 送信のための受信者アドレス "HolderAddresses" 現行のトークン所有者のアドレス - 入力の連想で省略された任意のキーは,どのような値でも持てると仮定される.これは,"key"->Allでキーと値を指定することと同じである.
- "TimeInterval"は,指定の粒度を持った単一のDateObjectとして,あるいは開始日と終了日のオブジェクトのリストとして与えることができる.
- 次は,BlockchainTokenDataの可能なオプションである.
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BlockchainBase "Ethereum" 使用するブロックチェーンとネットワーク MaxItems 20 返す項目の最大数 - MaxItemsの設定値は,各結果に含めるべき所有者,送金,送信者および受信者のアドレスの最大数を指定する.
- BlockchainTokenData[tokenspec]は,以下の要素を含む連想中のトークンについての一般的な情報を与える.
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"Name" トークン名 "Symbol" トークンシンボル "TokenAddress" トークンに関連付けられたアドレス "TokenStandard" トークンを定義する標準 "TotalSupply" トークンの既存供給量の総量 "TransferPrecision" トークンの精度桁数("ERC20"についてのみ) "HoldersCount" トークンの現行所有者の総数 "AddressesCount" トークンを受信した総アドレス "TransfersCount" トークンの総転送数 - また,BlockchainTokenData[assoc]は,入力の連想 assoc で要素"HolderAddresses"が与えられると次の特性を返す.
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"Name" トークン名 "Symbol" トークンシンボル "TokenAddress" トークンに関連付けられたアドレス "TokenStandard" トークンを定義する標準 "TransfersCount" 指定の所有者が行ったトークン転送の総額 "Balance" 所有者の口座残高 "HolderTokenIDs" 現行の所有者が所有しているトークンIDのリスト("ERC721"についてのみ) "BalanceFraction" 所有者の保有量の既存供給量に対する割合 - BlockchainTokenData[assoc]は,入力の連想 assoc で"TimeInterval","BlockNumberInterval","Addresses","SenderAddresses"あるいは"ReceiverAddresses"の要素が与えられると次の特性を返す.
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"Name" トークン名 "TokenStandard" トークンを定義する標準 "TransactionID" トークンの転送も含むトランザクションハッシュ "BlockNumber" トランザクションを含むブロックの番号 "Time" ブロックのタイムスタンプ "Sender" トークンの送信者 "Receiver" トークンの受信者 "Amount" 送信されたトークン量("ERC20"についてのみ) "TokenID" 送信されたトークンID("ERC721"についてのみ) - BlockchainTokenData[tokenspec,prop]は ,次の追加要素もサポートする.
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"HolderList" 現行のトークン所有者(所有数が多いものから順に) "TransferList" 転送されたトークン(最も最近のものから順に) "SenderAddressList" トークンの送信者全員のアドレス "ReceiverAddressList" トークンの受信者全員のアドレス - これらの特性は,"TimeInterval","BlockNumberInterval","Addresses","SenderAddresses"あるいは"ReceiverAddresses"の各要素が入力の連想 tokenspec で与えられる場合は使用できない.
- 要素"HolderAddresses"が入力の連想 tokenspec で与えられる場合は,特性"HolderList"は使用できない.
- "HolderList"の値は,次のキーを持つ連想のリストである.
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"HolderAddress" 所有者アドレス "Balance" 所有者の口座残高 "BalanceFraction" 所有者が所有する量の総供給量に対する割合 - "TransferList"の値は,次のキーを持つ連想のリストである.
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"TransactionID" トークンの送信を含むトランザクションのハッシュ "BlockNumber" トランザクションを含むブロックの番号 "Time" ブロックのタイムスタンプ "Sender" トークンの送信者 "Receiver" トークンの受信者 "Amount" 送信されたトークン量("ERC20"についてのみ) "TokenID" 送信されたトークンのID("ERC721"についてのみ) - BlockchainTokenData[tokenspec,{prop1,prop2,…}]は各連想に propiを含む.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (51)
Amount (5)
BlockNumber (5)
Receiver (5)
Sender (5)
Time (5)
TokenID (5)
TransactionID (5)
オプション (3)
BlockchainBase (2)
Testnet (1)
考えられる問題 (1)
テストネットのトークン (1)
BlockchainTokenDataはテストネットのトークン通貨をリストにはしない:
テキスト
Wolfram Research (2020), BlockchainTokenData, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Ethereum.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "BlockchainTokenData." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Ethereum.html.
APA
Wolfram Language. (2020). BlockchainTokenData. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Ethereum.html