WSTestString (C 関数)
int WSTestString(WSLINK l, const char *s)
l から読み込まれる次の式が値 s を持つ文字列であることを検証する.
詳細
- WSTestString()は,リンク上の現行のオブジェクトが文字列ではない場合,あるいは文字列の値が s にマッチしない場合には失敗する.
- WSTestString()は,エラーが起った場合には0を,関数が成功した場合には非零の値を返す.
- WSTestString()が失敗した場合には,WSError()を使ってエラーコードを得るとよい.
- WSTestString()は,関数が失敗した場合には,WSTestString()を呼び出す直前のリンク上の式に対するストリームポインタを再設定する.この操作は,プログラマがWSCreateMark(link); WSTestString(…); WSSeekToMark(…)を呼び出したかのように振舞う.
- WSTestString()は,WSTPヘッダファイルwstp.hの中で宣言される.
例題
例 (1)
#include "wstp.h"
/* A function for testing the next expression on the link for a string */
void f(WSLINK l)
{
if(! WSTestString(l, "$Version"))
{ /* The next expression on the link is not $Version */ }
else
{ /* The next expression on the link is $Version */ }
}