物理における有名で名前付きの結果.

Entity["FamousPhysicsProblem",name]または

タイプ"FamousPhysicsProblem"の実体を表す.

[prop]

指定された特性の値を与える.

[{propi,}]

特性のリストの値を与える.

EntityClass["FamousPhysicsProblem",{propispeci,}]

speci で定義された propi の値を持つ実体のクラスを表す.

実体のサンプル

実体クラスのサンプル

特性

  • AdditionalPeopleadditional people involved
    AlternateNamesalternate names
    AlternateStatementsalternate statements
    AssociatedEquationsassociated equations
    AssociatedPeopleassociated people
    Classesclasses
    CurrentEvidencecurrent evidence
    Discoverersdiscoverers
    DiscoveryDatediscovery date
    DiscoverySourcediscovery source
    EntityClassesentity classes
    EntityTypeListentity type list
    FormulationDateformulation date
    FormulationSourceformulation source
    Formulatorsformulators
    Limitationslimitations
    Namename
    PrizeAwardsprizes awarded
    ProofDateproof date
    ProofSourceproof source
    Proversprovers
    Statementstatement
    Statusstatus

詳細

  • "FamousPhysicsProblem"実体には,物理における有名で名前付きの結果,法則,実験,公理が含まれる.
  • "FamousPhysicsProblem"実体クラスには,結果のタイプ(例えば,"Law"(法則),"Model"(モデル),"Effect"(効果))および特定の人物に関連付けられた発見(例えば,"Kepler"(ケプラー),"NewtonLawOfMotion"(ニュートンの運動の法則))に基づく分類が含まれる.
  • 特性の中には,"FamousPhysicsProblem"実体タイプ全体について使え,EntityValue["FamousPhysicsProblem",property]の形式を使って得られるものもある.そのような特性には以下が含まれる.
  • "Properties"使用できる特性のリスト
    "PropertyCanonicalNames"使用できる特性の標準名
    "SampleEntities"使用できる実体のサンプルリスト(通常の長さは10)
    "SampleEntityClasses"使用できる実体クラスのサンプルリスト(通常の長さは10)
    "EntityCount"使用できる実体の数
    "Entities"使用できる実体のリスト
    "EntityCanonicalNames"使用できる実体の標準名
    "EntityClasses"使用できる実体クラスのリスト
    "EntityClassCanonicalNames"使用できる実体クラスの標準名
    "PropertyClasses"使用できる特性クラスのリスト
    "PropertyClassCanonicalNames"使用できる特性クラスの標準名
    "PropertyCount"使用できる特性の数
  • EntityValue["FamousPhysicsProblem",property,annotation]の第3引数として以下の注釈が使える.
  • "Source"特性の出典情報
    "Date"実体特性値に関連する日付(あれば)
    "EntityAssociation"実体と実体特性値の連想
    "PropertyAssociation"特性と実体特性値の連想
    "EntityPropertyAssociation"指定の実体がキー,値が特性と実体特性値のネストした連想である連想
    "PropertyEntityAssociation"指定の特性がキー,値が実体と実体特性値のネストした連想である連想
    "Dataset"指定の実体がキー,値が特性名と実体特性値の連想であるデータ集合
  • EntityValue[property,annotation]の第2引数として以下の注釈が使える.
  • "Qualifiers"特性の可能な限定子のリスト
    "QualifierValues"各限定子に与えることができる値のリスト
    "DefaultQualifierValues"特性の限定子のデフォルト値のリスト
    "Description"特性についての短いテキストでの説明
    "Definition"テキストでの特性についての詳しい説明
    "PhysicalQuantity"実体特性値に関連する物理量
    "Unit"実体特性値に関連する単位
  • 限定子の値であるAutomaticは,適用できる形式の値が使えることを意味する.例えば,"Date"限定子には固有の日付や日付範囲が含まれる.

例題

  (4)

実体を調べる際には,を使う:

ある実体の特性値を求める:

ある実体について使用できる特性すべてのデータ集合を取り出す:

ニュートンの運動の法則を取り出す: