Byte

予備知識

    • バイトの列.
    • バイナリ形式.
    • UnsignedInteger8形式と等価.

ImportとExport

  • Import["file","Byte"] は任意のファイルをインポートして,0から255の範囲の整数からなるパックアレーを返す.
  • Export["file",list,"Byte"] は0から255までの範囲の整数のリストをfile にエキスポートする.
  • Import["file",{"Byte",elem}]またはImport["file",elem ]は指定された要素をfile からインポートする.
  • Import["file",{"Byte",{elem1,elem2,}}]は複数の要素をインポートする.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Import, Exportファイルからインポートする,あるいはファイルへエキスポートする
    CloudImport, CloudExportクラウドオブジェクトからインポートする,あるいはクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ImportString, ExportString文字列からインポートする,あるいは文字列へエキスポートする
    ImportByteArray, ExportByteArrayバイト配列からインポートする,あるいはバイト配列へエキスポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "Data"0から255までの範囲の整数のリスト
  • デフォルトでImportExport"Data"要素を使う.
  • Import["file",{"Byte",n}]filen 番目のバイトを返す.

オプション

  • Import オプション:
  • "HeaderBytes"0ファイルの最初の部分でスキップするバイト数

例題

  (1)

整数のリストをバイナリ8ビット符号なし整数を表している文字列に変換する:

バイナリデータを元の式に戻す:

同じデータを8ビット文字の配列と仮定してインポートする:

Importするときに最初の10バイトをスキップする: