FASTQ (.fastq,.fq)
予備知識
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- MIMEタイプ:chemical/seq-na-fastq
- FASTQ分子生物学形式.
- ベースクオリティ付きDNA配列の保管と交換の標準形式.
- プレーンテキスト形式.
- 核酸の配列と塩基品質を文字列で保管する.
- メタ情報を表すために多くの表記方法が使われている.
ImportとExport
- Import["file.fastq"]はDNA配列をFASTQファイルからインポートする.
- Export["file.fastq",expr]は配列または配列のリストをFASTQ形式にエキスポートする.
- Import["file.fastq"]はファイルに保管されている配列を表す文字列のリストを返す.
- Export["file.fastq",{seq,qual}]はDNAの配列を表している文字列と塩基品質をFASTAにエキスポートする.
- Export["file.fastq",{{seq1,seq2,…},{qual1,qual2,…}}]は複数のDNA配列と塩基品質をエキスポートする.
- Import["file.fastq",elem]はFASTQファイルから指定の要素をインポートする.
- Import["file.fastq",{{elem1,elem2,…}}]は複数の要素をインポートする.
- インポート形式はImport["file","FASTQ"]またはImport["file",{"FASTQ",elem,…}]で指定できる.
- Export["file.fastq",expr,elem]は expr が要素 elem を指定してるとしてFASTQファイルを作成する.
- Export["file.fastq",{expr1,expr2,…},{{elem1,elem2,…}}]は各 expri が対応する elemi を指定しているとして扱う.
- Export["file.fastq",expr,opt1->val1,…]は指定の値を持つ指定のオプション要素で expr をエキスポートする.
- Export["file.fastq",{elem1->expr1,elem2->expr2,…},"Rules"]は規則を使ってエキスポートする要素を指定する.
- ImportとExportについての一般的な全情報は,関数ページを参照のこと.
- ImportStringとExportStringはFASTQ形式をサポートする.
- 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
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Import, Export ファイルからインポートする,あるいはファイルへエキスポートする CloudImport, CloudExport クラウドオブジェクトからインポートする,あるいはクラウドオブジェクトへエキスポートする ImportString, ExportString 文字列からインポートする,あるいは文字列へエキスポートする ImportByteArray, ExportByteArray バイト配列からインポートする,あるいはバイト配列へエキスポートする
Import要素
- 一般的なImport要素:
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"Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト "Summary" ファイルの概要 "Rules" 使用可能なすべての要素の規則のリスト - データ表現要素:
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"Header" 生のヘッダ行 "Sequence" 文字列のリストで表されたDNA配列 "Qualities" 文字列のリストで表された塩基品質 - ImportはデフォルトではFASTQ形式に"Sequence"要素を使用する.
- その他のデータ要素:
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"Data" "Header","Sequence","Qualities"要素がまとめられたリスト "LabeledData" ファイルに保管された各配列の規則のリスト - Wolfram言語は核酸に標準IUB/IUPAC省略形を使用する:
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A アデノシン C シチジン G グアニン T チミジン U ウラシル R プリン(GまたはA) Y ピリミジン(TまたはC) K ケトン(GまたはT) M アミノ基(AまたはC) S 強い相互作用(GまたはC) W 弱い相互作用(AまたはT) B CまたはGまたはT D AまたはGまたはT H AまたはCまたはT V AまたはCまたはG N 任意の核酸(AまたはCまたはGまたはT) - 不明な長さのギャップ - Wolfram言語は塩基品質にASCII文字を使用する.