UnsignedInteger8

予備知識

    • 符号なし8ビット整数の列.
    • 生のバイナリ形式.
    • Byte形式に等しい.

ImportとExport

  • Import["file","UnsignedInteger8"] は任意のファイルをインポートして,領域にある整数のバックアレーを返す.
  • Export["file",list,"UnsignedInteger8"]は領域 にある整数のリストをfile にエキスポートする.
  • Import["file",{"UnsignedInteger8",elem}]あるいはImport["file",elem ]は指定された要素をfile からインポートする.
  • Import["file",{"UnsignedInteger8",{elem1,elem2,}}]は複数の要素をインポートする.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Import, Exportファイルからインポートする,あるいはファイルへエキスポートする
    CloudImport, CloudExportクラウドオブジェクトからインポートする,あるいはクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ImportString, ExportString文字列からインポートする,あるいは文字列へエキスポートする
    ImportByteArray, ExportByteArrayバイト配列からインポートする,あるいはバイト配列へエキスポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト
  • データを表現する要素:
  • "Data"領域 内の整数のリスト
  • デフォルトでImportExport"Data"要素を使う.
  • Import["file",{"UnsignedInteger8",n}]n 番目の8ビット整数をfile から与える.
  • 末尾のバイトは,インポートされたファイルの大きさがデータサイズの倍数ではない場合には,無視される.

オプション

  • Importオプション:
  • "HeaderBytes"0ファイルの最初で省くバイト数

例題

  (1)

整数のリストを,バイナリ8ビット符号なし整数を表す文字列に変換する:

そのバイナリデータを式に変換しなおす:

同じデータが8ビット文字の配列を表すと想定して,そのデータをインポートする:

Import上で最初の10バイトをスキップする: