WMF (.wmf)

WMF」形式はバージョン12.3で廃止された,「SVG」等,他のベクトルグラフィックス形式を使用されたい.
  • ExportはWMF形式を完全にサポートする.
  • WMFへのエキスポートはWolframシステムのWindowsバージョンで利用できる.
  • 予備知識

      • Microsoft WMF形式.
      • 画像ファイル形式.
      • WindowsのオペレーティングシステムとMicrosoftのアプリケーションで,グラフィックスのリソース形式として使われる.
      • WMFはWindows Metafileからの頭字語である.
      • バイナリ形式.
      • ベクトルグラフィックス,ラスタグラフィックス,テキストを保持する.
      • 画像データをWindowsグラフィカルデバイスインターフェース (GDI)への呼出し,非圧縮デバイス依存ビットマップ(DDB),あるいは非圧縮デバイス独立ビットマップ(DIB)として保持する.
      • 32ビットEMF形式に先行するものである.

    Export

    • Export["file.wmf",expr] は任意のベクトルかラスタのグラフィックス,あるいはタイプセット式をWMF形式でエキスポートする.
    • Export["file.wmf",Graphics[] ]はWolfram言語のGraphicsオブジェクトを表示するWMFファイルを作成する.
    • WMFはベクトルグラフィックスをサポートするので, WMFでエキスポートする際に,フォントはラスタライズされない.
    • Exportについての一般完全情報は関数ページを参照のこと.
    • ExportStringはWMF形式をサポートする.
    • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
    • Exportファイルへエキスポートする
      CloudExportクラウドオブジェクトへエキスポートする
      ExportString文字列へエキスポートする
      ExportByteArrayバイト配列へエキスポートする

    Import要素

    • データ表現要素:
    • "Graphics"任意のグラフィックスをWMFでエキスポートする
    • Exportはデフォルトで"Graphics"要素を使用する.

    例題

      (1)

    2DベクトルグラフィックスをWMF形式でエキスポートする: