"UploadedFile" (インタープリタタイプ)

クラウドオブジェクトにコピーされるファイル.

詳細

  • "UploadedFile"は,Interpreter,および配備されたスマートフォームのフィールドを含む関連の構造で使うことができる.
  • "UploadedFile"を使用するには,Wolfram Cloudに接続する必要がある.
  • 解釈タイプの多くとは異なり,"UploadedFile"を使うと,与えられたファイルに対してCloudObjectが作成されるという副作用が起る.
  • "UploadedFile"は,File["file"]URL["url"]をそれぞれ "file""url" として扱う.

使用可能な形式

  • File["path"]ローカルファイルへのパス
    URL["url"]URL
    CloudObject["url"]クラウドオブジェクト

制約条件の指定

  • Restricted["UploadedFile",format]特定の format のファイル
    Restricted["UploadedFile",format,max]特定の format で,サイズが max バイトよりも小さいファイル
    Restricted["UploadedFile",format,{min,max}]特定の format で,サイズが min バイトと max バイトの間であるファイル
  • minmax の境界は,適切な単位での数量(例:Quantity[1,"Megabytes"])として表現することもできる.

解釈

例題

  (3)

ファイルをアップロードする:

あるファイル形式に限る:

すべての画像ファイルに限る:

特定のサイズに限る:

"UploadedFile"には,CloudObjectも使える:

"UploadedFile"には,URLも使える: