"Image3D" (ネットデコーダ)

NetEncoder["Image3D"]

画素値のランク4の配列を3D画像に変換するデコーダを表す.

NetEncoder[{"Image3D","param"val,}]

後処理のための特定のパラメータを持つデコーダを表す.

詳細

  • NetDecoder[][input]はデコーダを入力に適用して出力を作る.
  • NetDecoder[][{input1,input2,}]はデコーダを入力のリストに適用して出力のリストを作る.
  • デコーダへの入力inputは,0から1の間にある数値のランク4の配列である.
  • ネットワークの構築時に,"port"->NetDecoder[]を指定すると,デコーダをネットワークの出力ポートに付加することができる.
  • パラメータ
  • 以下のパラメータが使用可能である:
  • ColorSpace"RGB"符号化に使う色空間
    InterleavingFalseチャンネルがインターリーブされているかどうか
    "MeanImage"None減算する平均画像
    "VarianceImage"None正規化に使う分散画像
  • パラメータColorSpaceColorSpaceオプションと同じ値を取ることができる.
  • デコーダの入力はInterleavingFalseのときの形{c,height,depth,width},およびInterleavingTrueのときの形{height,depth,width,c}のランク4の配列である.ここでの c は色チャンネルの数である.
  • 以下の設定が"MeanImage""VarianceImage"に使用できる:
  • None減算しない
    m各画素の各チャンネルから減算する値
    {m1,m2,}いろいろなチャンネルから減算する値
    Image3D[]減算する全体画像
  • 画素は減算される前に0と1の間で正規化される.
  • 特性
  • NetDecoder[][data,prop]は,入力データの特定の特性を計算するのに使うことができる.
  • "Image3D"デコーダがネットに付加されたときは,復号化された出力の特定の特性を計算するために,net[data,prop]または net[data,"oport"->prop]を使うことができる.
  • "Image3D"デコーダはバイパス特性のみに使用可能である.propNoneに設定すると復号化は回避され,デコーダへの入力が返される.

例題

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  (1)

RGB画像デコーダを作る:

これを使って3つのチャンネルを持つ配列をRGB画像として復号化する:

スコープ  (1)

グレースケールの3D画像デコーダを作る:

これを使って単チャンネルの行列をグレースケール画像として復号化する:

デコーダを例のバッチに適用する: