Wolfram Data Repositoryにデータリソースを提出する場合に,そのデータの使用方法を示す例を加えることもできる.提出した自分のデータが他の人にも役に立つようにする一番簡単な方法は,例を加えることでなのである.
データリソースを作成する
「ファイル」 ▶ 「新規作成」 ▶ 「データリソース」を使って,データリソースを作成する.その詳しいステップについては,個人のデータリソースを設定するを参照のこと:
Resource Examplesのセクションまでスクロールする
「Resource Examples」セクション(Definition Notebookの3番目のセクション.「Resource Content」セクションの次のセクション)までスクロールする:
例が2つすでに提供されているので,それを評価する.これらの例は,データリソースのWebページからリソースオブジェクトとそのデータにアクセスしやすくするものなので,削除してはならない:
変数$$Objectおよび$$Dataは,それぞれDefinition Notebookが作成するResourceObjectおよびResourceDataを参照する.自分が作成する例では,ハードコードされた明示的なResourceObjectおよびResourceDataの式ではなく,これらの変数を使う.
- $$Dataの例が非常に大きな出力を返す場合には,入力式を修正して,出力を短くしてもよい.例えば,非常に長いテキストの出力については,$$DataをSnippet[$$Data, 12]で置き換えることもできる.
自分の例を追加する
例を追加する場合には,$$Data式の出力の下をクリックし,例の入力を加える.それぞれの例を評価する:
説明のテキストとサブセクションのヘッダを加える
Textセル(または「書式」 ▶ 「スタイル」 ▶ 「Text」)に説明文を加え, Subsectionセル(または「書式」 ▶ 「スタイル」 ▶ 「Subsection」)で例を整理する:
- それぞれの例の入力には出力がなければならない.入力の最後にセミコロン(;)を使い,出力が表示されないようにしてはならない.
- 例を加えた後で,「Resource Content」セクションの内容を変更した場合には,例を再評価しなければならない.