評価メニューに関するトークン
Wolfram言語では,適切なフロントエンドトークンを送ることによって,任意のフロントエンドコマンドがプログラムを介してカーネル内から実行できる.トークンは全標準メニューコマンドと,デフォルトのフロントエンドメニュー設定では直接アクセスできないメニューコマンドについて存在する.
FrontEndTokenExecute — フロントエンドトークンで指定されたメニューのようなコマンドを実行する
"EvaluateCells" — 選択されているセルを評価する
"Evaluate" — 選択範囲を現在の位置で評価して選択範囲を出力で上書きする
"SubsessionEvaluateCells" — 選択されたセルをカーネルのサブセッションで評価する(Dialog)
"EvaluateInitialization" — ノートブック内のすべての初期化セルを評価する
"ToggleDynamicUpdating" — 動的オブジェクトの自動更新を切り換える
"EvaluatorHalt" — 現在の評価を中断し,たまった評価を表示する
"DebuggerContinue" — 次のブレークポイントに達するまで,中断された評価を継続する
"DebuggerStep" — 次の式の始めで評価を中止する
"DebuggerStepIn" — 次の可能な中止点で評価を中止する
"DebuggerStepOut" — 現在のスタック枠の最後で評価を中止する
"DebuggerFinish" — デバッガにすべてのブレークポイントを無視させ,評価を終了させる
"DebuggerToggleBreakpoint" — 警告メッセージすべてをブレークポイントに変換する
"EvaluatorAbort" — カーネル操作を放棄する
"RemoveFromEvaluationQueue" — セルの待機中の評価をキャンセルする
"FindEvaluatingCell" — 現在評価中のセルまでスクロールする
"ModifyEvaluatorNames" — ローカルおよびリモートカーネルを設定する
"CellContextDialog" — 新規に作成されるシンボルのデフォルトのコンテキストを設定する