関数反復
数学の最も簡単な形式で使われてきた関数反復は反復操作を表すエレガントな方法である.Wolfram言語の記号アーキテクチャにより,関数反復の強力な一般形式が即座に利用できる.
NestList — 関数を連続的にネストする:{x,f[x],f[f[x]],f[f[f[x]]],…}
Nest — 関数をネストした結果を与える:f[f[f[x]]]等
NestGraph — 関数をネストしたグラフを与える
FoldList — 値のリストを連続して折り込む:{x,f[x,1],f[f[x,1],2],f[f[f [x,1],2],3],…}
Fold — 値のリストを折り込んだ結果を返す:f[f[f [x,1],2],3]等
SequenceFold,SequenceFoldList — 前の結果の列を使って折り込む
FoldPair,FoldPairList — 結果を与え,各ステップの状態を保つ(例:商-剰余))
FoldWhile,FoldWhileList — 条件を満足している間折り込む
FixedPoint,FixedPointList — 固定点に達するまでネストする
NestWhile,NestWhileList — 条件を満足している間ネストする
TakeWhile — 条件を満足している間リストから取る
LengthWhile — 条件を満足している間の長さ