挿入メニューに関するトークン
Wolfram言語では,適切なフロントエンドトークンを送ることによって,任意のフロントエンドコマンドがプログラムを介してカーネル内から実行できる.トークンは全標準メニューコマンドと,デフォルトのフロントエンドメニュー設定では直接アクセスできないメニューコマンドについて存在する.
FrontEndTokenExecute — フロントエンドトークンで指定されたメニューのようなコマンドを実行する
"DuplicatePreviousInput" — 直前の入力をコピーする
"DuplicatePreviousOutput" — 直前の出力をコピーする
"SimilarCellBelow" — 同じスタイルのセルを作成する
"MoveExpressionEnd" — 現在の部分式の最後部に移動する
"Superscript" — 選択範囲から上付き文字を作成する
"Subscript" — 選択範囲から下付き文字を作成する
"Above" — 選択範囲から真上付き文字を作成する
"Below" — 選択範囲から真下付き文字を作成する
"Otherscript" — 正反対位置に移動する
"InsertMatchingBrackets" — ペアの角カッコを挿入する
"InsertMatchingBraces" — ペアの中カッコを挿入する
"InsertMatchingParentheses" — ペアの丸カッコを挿入する
"Fraction" — 選択範囲から分数を作成する
"Radical" — 選択範囲から平方根を作成する
"CreateInlineCell" — 新しいインラインセルを開始する
"MoveNextCell" — 次のセルに移動する
"NudgeLeft" — 選択式を1ポイント左に移動する
"NudgeRight" — 選択式を1ポイント右に移動する
"NudgeDown" — 選択式を1ポイント下に移動する
"NudgeUp" — 選択式を1ポイント上に移動する
"RemoveAdjustments" — 選択式を通常の位置に戻す
"NewRow" — 格子に1行追加する
"NewColumn" — 格子に1列追加する
"MakeSelectionSpan" — 選択範囲で格子を拡張する
"MakeSelectionNotSpan" — 選択範囲で格子を拡張させない
"FileNameDialog" — ダイアログを開いてファイルパスを挿入する
"ImportPictures" — 画像の挿入ダイアログを開く
"Import" — ファイルの挿入ダイアログを開く