変数と関数の定義
Wolfram言語の記号的言語パラダイムでは変数と関数のコンセプトが新しいレベルで考えられている.Wolfram言語では変数は値を持つものとしてだけでなく,純粋に記号として扱うことができる.Wolfram言語の強力なパターン言語で構築されていることで「関数」は引数を取るだけでなく,どのような構成のパターンでも変換することができる.
x=… — 変数を設定する
f[x_]:=… — 任意の引数を1つ取る関数を定義する
割当て »
SetDelayed (:=) — 遅延割当て(右辺は使われるときに評価される)
Clear — 関数の定義をクリアする
関数の引数のパターン »
__(BlankSequence) ▪ p|p(Alternatives) ▪ p:e (Optional)
関数本体 »
e;e;e (CompoundExpression) — 式を順番に評価する
関数の属性 »
Attributes ▪ Flat ▪ Orderless ▪ Listable ▪ HoldFirst ▪ Protected