テンプレートの使用
Wolfram言語は文字列,ファイル,XML様の構造,ノートブック,その他の構成物と共に使用できる強力な記号テンプレートフレームワークを備えている.
テンプレートのタイプ
StringTemplate ▪ FileTemplate ▪ XMLTemplate ▪ NotebookTemplate
TemplateObject — 一般的な記号テンプレート
記号的テンプレート要素
TemplateSlot — テンプレートが適用されると埋められるスロット
TemplateExpression — テンプレートが適用されると実行される任意の式
TemplateWith — テンプレート内の局所変数を定義する方法
TemplateIf — テンプレートが適用されたときに使用する条件式
TemplateSequence — テンプレートの適用時に作る列の指定
テキストの変換 »
Pluralize — 適切な場合に単語を複数形にする
Capitalize ▪ TextString ▪ StringRepeat ▪ ...
大規模言語モデルベースのテンプレート »
LLMFunction ▪ LLMExampleFunction ▪ LLMResourceFunction ▪ LLMPrompt ▪ ...
文字列とテキストファイル内のテンプレートシンタックス
<* expr *> — 一般的なテンプレート式(TemplateExpression)
`` — 連続するテンプレートスロット(TemplateSlot[1], …)
`i` — 番号つきのテンプレートスロット
`name` — 名前つきのテンプレートスロット(TemplateSlot["name"])
#,#i,#name — <* … *>の中に現れるテンプレートスロット
XML形式のドキュメントのためのテンプレートタグ »
<wolfram:expr>…</wolfram:expr> — テンプレート式のタグ
<wolfram:slot> … — テンプレートスロットのタグ
<wolfram:sequence> … — テンプレート列のタグ
▪ ▪ ▪ ...
テンプレートノートブック
ファイル ▶ 新規作成 ▶ プログラマティックノートブック ▶ テンプレートノートブック — 新規テンプレートノートブックを開く
CreateNotebook — 空のテンプレートノートブックをプログラムから開く
GenerateDocument — データにテンプレートノートブックを適用して,レポートを生成する
— レポートが生成されるときに,データを使って埋めるスロットを挿入するボタン
テンプレートの適用
TemplateApply — テンプレートを適用し,生成された式を返す
FileTemplateApply — テンプレートを適用し,結果をファイルに置く
GenerateDocument — テンプレートを使ってレポートを生成する