How to | クラウドオブジェクトの許可を設定する方法

CloudObjectはどれも,プライベート(作成者のみが使える)かパブリック(誰でも使える)のいずれにでも設定できる.この設定は,配備の際にそれぞれのクラウドオブジェクトに対してPermissions オプションを使うことで,あるいはセッションで作成されたすべてのオブジェクトに対して$Permissions"Public"等の別の値に設定することで,変更することができる 注:クラウドオブジェクトの評価には,Wolfram Cloud Creditが必要である.

整数の平方を求め,それをクラウドに配備するAPIを設定する:

デフォルトのプライベートの許可では,他のユーザがこのAPIにアクセスすることはできない:

    

同じようなAPIをPermissions->"Public"と設定して配備する:

このAPIはパブリックであるので,誰でも使える:

    

Permissions->{class1->per1,class2->per2,}を使って,あるグループのユーザたちに別の許可を指定することもできる:

以下は,Wolfram IDを使ってログインしたユーザがアクセスできる静止画像を配備する:

    

Wolfram IDの名前, Wolfram UUID,電子メールアドレスのいずれかを指定することで,ユーザごとに許可を設定することもできる.このAPIは,"user@email.com"のみによって実行可能である:

クラウドオブジェクトの許可を設定することについての詳細は,Permissions$Permissionsを参照されたい.