How to | 角カッコや中カッコを正しく使う方法
How to | 角カッコや中カッコを正しく使う方法
Wolfram言語の豊かなシンタックスは,さまざまな種類の角カッコや中カッコを使う.この点について知っておくことによって,Wolfram言語において読んだり,プログラムを書いたりすることが効率的に行える.
丸カッコ( ),中カッコ{ },角カッコ[ ]は,Wolfram言語においてそれぞれ異なる意味を持つ.丸カッコと中カッコについては,それぞれカッコ,波カッコと呼ばれることもある.
Wolfram言語では,式をグループ化し, 操作の優先順序を決定するのに()を使う:
1 + 2 / 3(1 + 2) / 3Wolfram言語においてリストは{}で表される,要素と呼ばれる項目の集まりである.
{1, 2, 3, 4, 5}Wolfram言語では,数字,変数,タイプセットされた数式,文字列を含めて何でもリストの中で使える:
{1, b, 2, 3, 3x == 12, Sqrt[9 + y], "hello"}リストに別のリストを含めて,ネストしたリストを作成することもできる:
{1, 1, {3, 4, 5}, {3, 2}}Wolfram言語では,関数の引数をくくるのに角カッコを使う.
以下は,関数Range,Sin,Nを使った例である.引数は角カッコでくくられている:
Range[10]Sin[2]N[Sin[2]]Wolfram言語では,二重角カッコをPartの簡略形[[ ]]としても使う.Partは,リストの一部を取り出す場合に使う関数である:
v = Range[10] ^ 2v[[3]]Wolfram言語で式を評価する場合には,すべてのカッコ記号は左右対称でなければならない.カッコ記号が左右対称になっていないと,Wolframシステムのフロントエンドはそれを紫色で表示する:
(2 + π(2 + π角カッコや中カッコを左右対称にすることについての詳細は,「角カッコや中カッコを左右対称にする方法」を参照のこと.