ContainsAll

ContainsAll[list1,list2]

list1list2のすべての要素を含んでいればTrueを返す.

ContainsAll[list2]

適用したオブジェクトが list2の要素すべてを含んでいる場合にTrueを返す,この関数の演算子形である.

詳細とオプション

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

第1リストは第2リストの全要素を含む:

第1リストは第2リストの全要素は含まない:

スコープ  (4)

「facetious」という英単語は5つの母音すべてを含む:

ContainsAllの演算子形を使う:

アンジェリーナジョリー(Angelina Jolie)とブラッドピット(Brad Pitt)の両方が出演している映画を求める:

ContainsAllは連想に使うことができる:

オプション  (2)

SameTest  (2)

デフォルトで,ContainsAllは要素が等しければ同じであるとみなす:

両者が全く同じ量を表している場合は,単位の違いが考慮される:

近似された数値は同じオブジェクトとはみなされない:

Equalを比較関数として使って数値許容度を持たせる:

文字列の比較は,デフォルトで大文字小文字の違いに敏感である:

比較の前に小文字に変換する:

アプリケーション  (4)

5つの母音をすべて含む英単語10個を無作為に選ぶ:

5つの母音をすべて含む最短のフランス語の単語を求める:

テキスト中の各単語の頭文字を取る:

上記の頭文字がアルファベットのすべての文字を含んでいるわけではない:

テキスト範囲を広げると,単語の頭文字がアルファベットのすべての文字を含むようになる:

すべてが頭文字として大文字になっているわけではない:

「Pangrammatic Lipogram」とは1つを除いてすべてのアルファベットを含むテキストのことである:

特性と関係  (3)

ContainsAll[list1,list2]SubsetQ[list1,list2]に等しい:

ContainsAllの引数を逆にすることは,ContainsOnlyを使うことに等しい:

ContainsAll[list,{}]は常にTrueを返す:

Wolfram Research (2015), ContainsAll, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html.

テキスト

Wolfram Research (2015), ContainsAll, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html.

CMS

Wolfram Language. 2015. "ContainsAll." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html.

APA

Wolfram Language. (2015). ContainsAll. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html

BibTeX

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BibLaTeX

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