ContainsAll
ContainsAll[list1,list2]
list1が list2のすべての要素を含んでいればTrueを返す.
ContainsAll[list2]
適用したオブジェクトが list2の要素すべてを含んでいる場合にTrueを返す,この関数の演算子形である.
詳細とオプション
- ContainsAll[list1,list2]の listiは,式のリストまたはそれらの表現,つまりSparseArray,QuantityArray,Association,EntityClass等を頭部として持つオブジェクトでなければならない.
- ContainsAll[list1,list2,SameTesttest]は test を listi中の各要素のペアに適用して両者を同等のものとみなすかどうかを決定する.
- ContainsAll[list2][list1]はContainsAll[list1,list2]に等しい.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
「facetious」という英単語は5つの母音すべてを含む:
ContainsAllの演算子形を使う:
アンジェリーナジョリー(Angelina Jolie)とブラッドピット(Brad Pitt)の両方が出演している映画を求める:
ContainsAllは連想に使うことができる:
オプション (2)
SameTest (2)
デフォルトで,ContainsAllは要素が等しければ同じであるとみなす:
両者が全く同じ量を表している場合は,単位の違いが考慮される:
Equalを比較関数として使って数値許容度を持たせる:
アプリケーション (4)
特性と関係 (3)
ContainsAll[list1,list2]はSubsetQ[list1,list2]に等しい:
ContainsAllの引数を逆にすることは,ContainsOnlyを使うことに等しい:
ContainsAll[list,{}]は常にTrueを返す:
テキスト
Wolfram Research (2015), ContainsAll, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "ContainsAll." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html.
APA
Wolfram Language. (2015). ContainsAll. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAll.html