ContainsAny

ContainsAny[list1,list2]

list1list2の要素のいずれかを含む場合にTrueを返す.

ContainsAny[list2]

適用されたオブジェクトが list2の要素のいずれかを含む場合にTrueを返す,この関数の演算子形である.

詳細とオプション

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

第1リストは第2リストの要素のいくつかを含む:

第1リストは第2リストの要素は何も含まない:

スコープ  (5)

0から100までの整数からランダムに取り出す:

この数に偶数桁が含まれるかどうかを調べる:

ContainsAnyの演算子形を使う:

数カ国のトンネルを求める:

スピルバーグ(Steven Spielberg)が監督し,与えられたリスト中の俳優が出演している映画を探す:

ContainsAnyは連想に使うことができる:

オプション  (2)

SameTest  (2)

デフォルトで,ContainsAnyは要素が等しければ同じであるとみなす:

両者が全く同じ量を表している場合は,単位の違いが考慮される:

近似された数値は同じオブジェクトとはみなされない:

Equalを比較関数として使って数値許容度を持たせる:

文字列の比較は,デフォルトで大文字小文字の違いに敏感である:

比較の前に小文字に変換する:

アプリケーション  (1)

英訳の「ドン・キホーテ」に含まれる単語のリストを得る:

これには,現代ヨーロッパのいくつかの国の名前が含まれている:

しかし,当時存在しなかった南米諸国は含まれてはならない:

特性と関係  (6)

ContainsAny[list1,list2]は,リストの非空の共通集合を調べることに等しい:

ContainsAny[list1,list2]IntersectingQ[list1,list2]に等しい:

ContainsAnyはその引数の対称関数である.つまり,ContainsAny[list1,list2]==ContainsAny[list2,list1]である:

ContainsAny[list1,list2]の否定はContainsNone[list1,list2]に等しい:

ContainsAny[list,{}]は,常にFalseを返す:

文字列のリストに対して使う場合は,大文字小文字の違いに敏感である:

Wolfram Research (2015), ContainsAny, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html.

テキスト

Wolfram Research (2015), ContainsAny, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html.

CMS

Wolfram Language. 2015. "ContainsAny." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html.

APA

Wolfram Language. (2015). ContainsAny. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html

BibTeX

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BibLaTeX

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