ContainsAny
ContainsAny[list1,list2]
list1が list2の要素のいずれかを含む場合にTrueを返す.
ContainsAny[list2]
適用されたオブジェクトが list2の要素のいずれかを含む場合にTrueを返す,この関数の演算子形である.
詳細とオプション
- ContainsAny[list1,list2]の listiは,式のリストまたはその表現,つまりSparseArray,QuantityArray,Association,EntityClass等を頭部とするオブジェクトでなければならない.
- ContainsAny[list1,list2,SameTesttest]は test を listiの要素の各ペアに適用して,両者を等しいと見なすべきかどうかを決定する.
- ContainsAny[list2][list1]はContainsAny[list1,list2]に等しい.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (5)
ContainsAnyの演算子形を使う:
スピルバーグ(Steven Spielberg)が監督し,与えられたリスト中の俳優が出演している映画を探す:
ContainsAnyは連想に使うことができる:
オプション (2)
SameTest (2)
デフォルトで,ContainsAnyは要素が等しければ同じであるとみなす:
両者が全く同じ量を表している場合は,単位の違いが考慮される:
Equalを比較関数として使って数値許容度を持たせる:
アプリケーション (1)
特性と関係 (6)
ContainsAny[list1,list2]は,リストの非空の共通集合を調べることに等しい:
ContainsAny[list1,list2]はIntersectingQ[list1,list2]に等しい:
ContainsAnyはその引数の対称関数である.つまり,ContainsAny[list1,list2]==ContainsAny[list2,list1]である:
ContainsAny[list1,list2]の否定はContainsNone[list1,list2]に等しい:
ContainsAny[list,{}]は,常にFalseを返す:
テキスト
Wolfram Research (2015), ContainsAny, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "ContainsAny." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html.
APA
Wolfram Language. (2015). ContainsAny. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsAny.html