Modulus
Modulusn
代数関数等のオプションとして使われ,整数を n を法として取り扱うように指定する.
詳細
- Modulusは,Inverse,LinearSolve,Det等の線形代数関数と,Solve,Reduce,Factor,PolynomialGCD,PolynomialLCMにおけるオプションとして使われる.
- 算術的な計算は,通常,整数の全環上で行われる.オプションModulusを設定することで,この計算が有限な環上で行われることを指定する.
- Modulus->0の設定は,整数の全環を指定する.
- 関数によっては,Modulusが素であることや素のベキであることが要求される.は, が素数である場合に有限体となる.
- Modulusの方程式は,Eliminateおよび関連関数によって与えられる.
例題
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2を法とした整数上でPolynomialGCDを計算する:
3を法とした整数上で多項式を因数分解(Factor)する:
5を法とした整数上でGroebnerBasisを求める:
7を法とした整数上で方程式を簡約(Reduce)する:
Wolfram Research (1988), Modulus, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Modulus.html.
テキスト
Wolfram Research (1988), Modulus, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Modulus.html.
CMS
Wolfram Language. 1988. "Modulus." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Modulus.html.
APA
Wolfram Language. (1988). Modulus. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Modulus.html