PacletNewerQ
PacletNewerQ[paclet1,paclet2]
詳細
- 引数の paclet1と paclet2は,PacletObject式あるいは"1.0"のような生のバージョン数列でよい.
- PacletNewerQは,2つのPacletObject式を比べる場合は,パクレットの名前が違えば常にFalseを返す(Fooという名前のパクレットのバージョン2.0はBarという名前のパクレットのバージョン1.0よりも新しいとはみなされない).
- パクレットのバージョン番号は常に,"1", "2.0", "2.0.0", "1.2.123.5"のような,ピリオドで区切られた5ブロックまでの数列である.
- パクレットのバージョン番号は,"1.0a"のように文字を含むことはできない.
- パクレットのバージョン番号は,"1.10"は1.9"より高くなる標準的な順序付け規則によって比較される.
- パクレットのバージョン番号は,Wolframシステムでは非常に重要である.指定されたパクレットの最も高いバージョン番号のものが自動的に使用される.
- PacletNewerQは,主に,バージョン番号の手動での比較を希望するパクレットの開発者や上級ユーザのためのものである.
例題
例 (5)
WolframパクレットサーバにはExamplePacletの2つのバージョンがある:
PacletFindRemoteは,結果の先頭のバージョン番号が次のものより上になるように,保存されているパクレットをバージョン番号の降順で返す:
PacletNewerQは,等しいバージョン番号に対してはFalseを返す:
PacletNewerQは名前が異なるパクレットに対しては常にFalseを返す:
Wolfram Research (2020), PacletNewerQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletNewerQ.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), PacletNewerQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletNewerQ.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "PacletNewerQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletNewerQ.html.
APA
Wolfram Language. (2020). PacletNewerQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletNewerQ.html