PointLight
PointLight[col,pt]
3D曲面の彩色に使用する,位置 pt にある色 col の点光源を指定する三次元グラフィックス指示子である.
PointLight[col,pt,att]
幾何学的減衰 att の点光源を使う.
詳細
- PointLightは球面点光源としても知られている.
- PointLightは,通常,すべての方向に均等に広がる光線を照射することで,オブジェクトの特定の部分に照明を当てるために使われる.
- PointLight[col,pt]は,pt 点から発する距離によって減衰しない光を与える.
- 光源 col の色は,RGBColor,Hue,他の任意の色指定で定義できる.
- PointLightの設定は3D曲面の拡散反射と鏡面反射に関連する色にしか影響しない.
- {dcol,Specularity[scol]}の形式の色指定がある光源は,事実上,拡散反射の目的では色 dcol を,鏡面反射の目的では色 scol を持つとみなされる.
- 拡散反射はランベルト(Lambert)の法則に従い,光が事実上曲面から全方向に均等に散乱しているものとする.
- 鏡面反射は,Specularityの関数ページで指定されているように,光が鏡面反射方向の近くだけで効果的に散乱しているとする.
- 光源の位置 pt は以下のように指定できる.
-
{x,y,z} グラフィックスとともに動く明示的な座標 Scaled[{x,y,z}] グラフィックスとともに動くスケールされた座標 ImageScaled[{x,y,z}] 最終的な描画画像と相対的に固定された座標 - ImageScaled[{x,y,z}]の と は最終的な表示画像の境界ボックスの幅と高さの0から1までである. 座標はディスプレイの平面と直交し,3D領域の後ろでは0で前では1になる.
- ScaledおよびImageScaledで指定された座標は,0から1までではないことがしばしばある.
- PointLight[col,pt,{a,b,c}]は距離を とするとのように減衰する光を与える.
例題
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照明位置 (2)
Scaledを使ってグラフィックス座標との割合で光源の位置を指定する:
特性と関係 (6)
Wolfram Research (2021), PointLight, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PointLight.html.
テキスト
Wolfram Research (2021), PointLight, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PointLight.html.
CMS
Wolfram Language. 2021. "PointLight." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PointLight.html.
APA
Wolfram Language. (2021). PointLight. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PointLight.html