Resultant

Resultant[poly1,poly2,var]

多項式 poly1 poly2 の変数 var に関する終結式を計算する.

Resultant[poly1,poly2,var,Modulusp]

終結式の素数 p を法とした計算をする.

詳細とオプション

  • 主係数を1とする2つの多項式 p q の終結式は,すべての多項式の解の差 pi-qj の積である.終結式は必ず数または多項式になる.

例題

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  (1)

多項式が共通根を持った点で終結式は消失する:

スコープ  (6)

数値係数を持つ多項式の終結式:

パラメータ的な係数を持つ多項式の終結式:

3を法とする整数上での終結式:

有限体上の終結式:

終結式は根の多重性を反映する:

次数の2つの多項式の終結式を計算する:

一般化と拡張  (1)

有理関数の終結式は乗法特性を使って定義される:

オプション  (4)

Method  (1)

以下で,終結式の計算に使用可能なメソッドの所要時間を比較する:

Modulus  (3)

デフォルトで終結式は有理数上で計算される:

同じ多項式の終結式を2を法とする整数上で計算する:

同じ多項式の終結式を3を法とする整数上で計算する:

アプリケーション  (2)

2つの多項式が共通根を持つかどうか調べる:

2つの多項式が共通根を持つ条件を求める:

特性と関係  (6)

多項式が共通根を持つ場合にのみ終結式が零になる:

多項式が定数ではないPolynomialGCDを持つ場合にのみその多項式の終結式は零になる:

終結式は として根を使って表すことができる:

方程式は,DiscriminantおよびResultantに関連している:

GroebnerBasisを使って共通根の条件を求めることもできる:

同じ問題を,ReduceResolveEliminateを使って解くこともできる:

考えられる問題  (1)

次の2つの多項式は共通根を持たない:

近似係数を使うと,この2つは共通根を持つように見える:

より精度を高めると,共通根がないことが示される:

Wolfram Research (1988), Resultant, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Resultant.html (2023年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), Resultant, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Resultant.html (2023年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "Resultant." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2023. https://reference.wolfram.com/language/ref/Resultant.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Resultant. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Resultant.html

BibTeX

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BibLaTeX

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