RootIntervals

RootIntervals[{poly1,poly2,}]

polyiの任意のものの実根についての分離区間のリストを,多項式が実際にそれぞれ連続する根を持つリストとともに返す.

RootIntervals[poly]

単一の有理多項式の実数根について分離区間を返す.

RootIntervals[polys,Complexes]

複素根の境界矩形を返す.

詳細

  • poly の係数は整数または有理数でなければならない.
  • 多項式 poly の根 の分離区間とは,その区間に含まれている poly の根が だけの区間のことである.
  • 根が実根の場合,分離区間は開いた実区間あるいは点である.根が実根ではない場合は,分離区間は実軸とは接していない開いた矩形である.
  • 多重根は,RootIntervalsによって生成される2番目のリストに複数の項目を与える.

例題

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  (2)

どの多項式がどの根を持つかのリストとともに分離区間を得る:

分離区間は常に厳密な有理数で指定される:

スコープ  (6)

多項式の実根を分離する:

多項式のリストの実根を分離する:

多項式の複素根を分離する:

多項式のリストの複素根を分離する:

多項式は多重根を,多項式のペアは共通根を持つことがある:

有理根の分離区間は単一点のことがある:

アプリケーション  (1)

多項式の実根の数値近似を求める:

分離区間を求める:

根の近似を求める:

Reduceも同様のアプローチを取るが,Rootオブジェクトについて多項式を因数分解するのに時間がかかる:

Rootオブジェクトの近似を計算する:

特性と関係  (1)

多項式の実根と複素根を求める:

実根を分離する.多重根は出力の2番目の部分で示される:

CountRootsを使って実根を数える.多重根は重複度とともに数えられる:

Reduceを使って実根を求める.多重根は1回だけ返される:

複素根を分離する.多重根は出力の2番目の部分で示される:

Reduceを使って複素根を求める.多重根は1回だけ返される:

Solveを使って複素根を重複度とともに求める:

Wolfram Research (2007), RootIntervals, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RootIntervals.html.

テキスト

Wolfram Research (2007), RootIntervals, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RootIntervals.html.

CMS

Wolfram Language. 2007. "RootIntervals." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/RootIntervals.html.

APA

Wolfram Language. (2007). RootIntervals. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RootIntervals.html

BibTeX

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BibLaTeX

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