StringDelete

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StringDelete["string",patt]

文字列パターン patt にマッチするすべてのものを string から削除した結果として得られる文字列を返す．

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StringDelete[patt]

expression に適用可能なStringDeleteの演算子形を表す．

詳細とオプション

文字列式 patt は，StringExpressionの詳細部分で指定された任意のオブジェクトを含むことができる．
オプションをIgnoreCase->Trueと設定すると，StringDeleteは大文字と小文字を同じものとして扱う．
StringDelete[patt][expr]はStringDelete[expr,patt]に等しい．
StringDelete[BioSequence["type","seq"],patt]は"seq"中の patt の例を削除し，生体分子配列を返す．この場合，patt 中の縮重記号は，生体分子配列のタイプに基づいて，ワイルドカードパターンとして解釈される．Verbatim["patt"]を使って縮重記号を文字通りマッチする．
BioSequenceのドキュメントには，各生体分子配列タイプについてサポートされる縮重記号がリストされている．
StringDeleteが操作した生体分子配列が環状の場合は，ラップアラウンドマッチが可能である．

例題

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例 (4)基本的な使用例

文字列から空白類文字を削除する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-czr4s4

Out[1]=1

特定の文字列を削除する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-ert3tl

Out[1]=1

文字列パターンにマッチする部分文字列を削除する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-x5ekd9

Out[1]=1

StringDeleteの演算子形を使う：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-il6614

Out[1]=1

スコープ (4)標準的な使用例のスコープの概要

生体分子配列から対応する部分文字列を削除する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-7xc191

Out[1]=1

DNA配列中のコドン長の部分文字列を削除する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-2kv8or

Out[1]=1

StringDeleteは与えられたBioSequenceの縮重記号と環状構造を尊重する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-k6qccb

Out[1]=1

In[2]:=2

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-vlh06z

Out[2]=2

In[3]:=3

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-7rp9en

Out[3]=3

Verbatimを使って縮重記号のマッチを厳密なマッチに制限する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-x7q8qh

Out[1]=1

オプション (1)各オプションの一般的な値と機能

IgnoreCase (1)

大文字小文字の違いを無視して／しないで，部分文字列を削除する：

In[1]:=1

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-6hxw45

Out[1]=1

In[2]:=2

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https://wolfram.com/xid/0cg3cyuwi-nhdc4w

Out[2]=2

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