StyleBox
StyleBox[boxes,options]
boxes の低レベル表現で,options で指定されるオプション設定に従いボックス boxes を表示する.
StyleBox[boxes,"style"]
現在使っているノートブックで,指定されたスタイルのオプション設定を使う.
詳細
- StyleBoxは,Styleの低レベル表現である.低レベルノートブック式操作を除き,StyleBoxを直接使う必要があってはならない.
- スタイルシートレベルで適用するようにドキュメントされている任意のオプションを使うことができる.このオプションには,StyleBoxのFontSize,FontWeight,FontSlant,FontFamily,FontColor,およびBackgroundが含まれる.
- 指定可能な補助的なオプション
-
ShowContents True boxes を表示するか,スペースを設けるだけにするか StripOnInput True FrameBoxラッパーを評価時に取り去るかどうか - StandardFormとInputFormの入力では,StyleBoxは通常無視される.このため,StyleBox[box,spec]は単に box として解釈される.
- ネストしたStyleBoxオブジェクトでは,最も内側にあるオブジェクトのオプションがボックス全体の表示仕様を決定する.
- StandardFormでは,手入力のStyleBoxオブジェクトは記述通りに出力される.最終的な表示形を確認するにはDisplayFormを使う.
例題
例 (4)
スタイルオプションに従ってボックスやテキストにスタイルを付ける:
デフォルトで,中カッコのように拡張する文字もどこまでも大きくなる訳ではない:
SpanMaxSizeを使って中カッコがフルサイズまで大きくなるようにする:
Wolfram Research (1996), StyleBox, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleBox.html (2007年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1996), StyleBox, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleBox.html (2007年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1996. "StyleBox." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2007. https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleBox.html.
APA
Wolfram Language. (1996). StyleBox. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleBox.html