BlockchainBlockData(for Ethereum)

$BlockchainBase = "Ethereum"

BlockchainBlockData["hash"]

イーサリアムブロックチェーンの指定されたハッシュを持つブロックについての情報を与える.

BlockchainBlockData[n]

イーサリアムブロックチェーンのブロック n についての情報を与える.

BlockchainBlockData[-n]

イーサリアムブロックチェーンの末尾から n 番目のブロックの要素についての情報を与える.

BlockchainBlockData[bspec,prop]

ブロックの指定された特性を与える.

詳細

  • BlockchainBlockData[-1]は最新のイーサリアムブロックに関する情報を与える.
  • 次は,含まれる特性である.
  • "BlockHash"このブロックのハッシュ
    "BlockNumber"イーサリアムブロックチェーン中のこのブロックの数(高さ)
    "Status"このブロックのファイナリティのステータス
    "Timestamp"このブロックがいつ採掘されたか
    "Size"このブロックのバイト数
    "Nonce"このブロックのハッシュに使われたノンス
    "Confirmations"承認数
    "ConsensusData"イーサリアムのコンセンサスメカニズムからの情報
    "PreviousBlockHash"前のブロックのハッシュ
    "MerkleRoot"トランザクションのMerkleルートハッシュ
    "FeeRecipient"このブロックのトランザクションフィーを受け取るアドレス
    "GasUsed"このブロックで使われたガスの量
    "GasLimit"このブロックで強要される最大ガス量
    "BaseFeePerGas"ガス単位ごとのベースフィーの値
    "BurntFees"このブロックでバーンされたフィーの量
    "TotalTransactions"このブロックのトランザクション総数
    "TransactionList"このブロックのトランザクションIDのリスト
  • "Status"特性は以下の値を持つ.
  • "Unfinalized"ブロックは最近ブロックチェーンに加えられた
    "Safe"ブロックはバリデータの3分の2の投票を得た
    "Finalized"手動介入以外ではブロックを元に戻すことはできない
  • "ConsensusData"は以下の特性をキーとする連想を持つ.
  • "Slot"このブロックが提案された際のスロット
    "Epoch"このブロックが提案された際の32スロットピリオド
    "ProposerIndex"このブロックを提案したバリデータの指数
    "SlotRootHash"コンセンサス層のスロットのハッシュツリールート
    "DepositCount"バリデータからの成功したデポジット数
    "Graffiti"バリデータがこのブロックにタグ付けするために使った任意のデータ
    "BlockRandomness"貼データの選択に使われた値
    "RandaoReveal"次のブロックの提案者の選択に使われた値の一つ
  • 次は,使用可能なオプションである.
  • BlockchainBase Automaticブロックチェーンとそのネットワークを設定する
    MaxItems All返す項目の最大数
  • BlockchainBlockDataは,イーサリアムのメインネット(デフォルト)とテストネット(Sepolia)にアクセスできる.これらのネットワークの指定にはBlockchainBaseオプションを使う.
  • MaxItemsの設定で結果に含めるトランザクションの最大数を指定する.
  • "BaseFeePerGas""BurntFees"の情報は, メインネットのブロック12965000およびテストネットのブロック1でイーサリアムのロンドンハード フォークアップグレード後に作成されたブロックについてのみ利用可能である.
  • コンセンサス情報は,イーサリアムがメインネットのブロック15537394およびテストネットのブロック1450409のプルーフ・オブ・ステークに移行した後にのみ利用可能である.

例題

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  (6)

ブロックについての情報を,その高さを使ってイーサリアムブロックチェーンから得る:

イーサリアムテストネットのブロックチェーンの最新のブロックを得る:

ブロックハッシュを使ってイーサリアムブロックの情報を得る:

高さあるいはブロックハッシュのリストを与えて複数のイーサリアムブロックを得る:

イーサリアムのブロックから特性を得る:

イーサリアムブロックから複数の特性を得る:

スコープ  (17)

BaseFeePerGas  (1)

イーサリアムブロックのガスの単位あたりのベースフィーを得る:

BlockHash  (1)

イーサリアムブロックのブロックハッシュを得る:

BlockNumber  (1)

イーサリアムブロックの高さのハッシュを得る:

BurntFees  (1)

一つのイーサリアムブロックでバーンされたフィーの量を得る:

Confirmations  (1)

イーサリアムブロックの承認数を得る:

ConsensusData  (1)

イーサリアムブロックに関連付けられたコンセンサスメカニズムの情報を得る:

FeeRecipient  (1)

イーサリアムブロックのフィーの受取人を得る:

GasLimit  (1)

イーサリアムブロックのガスリミットを得る:

GasUsed  (1)

イーサリアムで使われたガスを得る:

MerkleRoot  (1)

イーサリアムブロックのMerkleルートを得る:

Nonce  (1)

イーサリアムブロックのハッシュに使われたノンスを得る:

PreviousBlockHash  (1)

直前のイーサリアムブロックのハッシュを得る:

Size  (1)

イーサリアムブロックのステータスを入手する:

Status  (1)

イーサリアムブロックのファイナリティのステータスを得る:

Timestamp  (1)

イーサリアムブロックがいつ採掘されたかを得る:

TotalTransactions  (1)

イーサリアムのブロックに含まれたトランザクションの総数を得る:

TransactionList  (1)

イーサリアムブロックに含まれるトランザクションのリストを得る:

オプション  (3)

BlockchainBase  (2)

Mainnet  (1)

ランダムなイーサリアムメインネットブロックからの情報を得る:

Testnet  (1)

ランダムなイーサリアムテストネットブロックからの情報を得る:

MaxItems  (1)

最新のイーサリアムのブロックから最初の5つのトランザクションを得る:

アプリケーション  (2)

最新のイーサリアムブロックのサイズをMB単位で得る:

イーサリアムブロックに含まれるランダムなトランザクションを入手する:

考えられる問題  (2)

存在しないハッシュ  (1)

あるブロックチェーンのブロックハッシュを別のブロックチェーンで使うとMissing出力が返される:

不正なハッシュ  (1)

16進数ではないブロックハッシュを与えると$Failed出力が返される:

おもしろい例題  (1)

イーサリアムのブロックからサウンドを生成する:

Wolfram Research (2019), BlockchainBlockData, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainBlockData-Ethereum.html.

テキスト

Wolfram Research (2019), BlockchainBlockData, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainBlockData-Ethereum.html.

CMS

Wolfram Language. 2019. "BlockchainBlockData." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainBlockData-Ethereum.html.

APA

Wolfram Language. (2019). BlockchainBlockData. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainBlockData-Ethereum.html

BibTeX

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BibLaTeX

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