"LinkedList" (データ構造)

"LinkedList"

要素が一般式である連結リストを表す.

詳細

  • 連結リストは,効率的に要素をプリペンドしたり,加えたりするのに役立つ.
  • CreateDataStructure["LinkedList"]新しい空の"LinkedList"を作成する
    CreateDataStructure["LinkedList",elems]elems を含む新しい空の"LinkedList"を作成する
    Typed[x,"LinkedList"]x"LinkedList"型を与える
  • "LinkedList"型のデータ構造には,以下の演算が使える.
  • ds["Append",x]xds に加えるtime: O(1)
    ds["Copy"]ds のコピーを返すtime: O(n)
    ds["DropAll"]ds からすべての要素を省くtime: O(n)
    ds["DropFirst"]ds の最初の要素を省くtime: O(1)
    ds["Elements"]ds の要素のリストを返すtime: O(n)
    ds["EmptyQ"]ds が要素を持たない場合はTruetime: O(1)
    ds["Fold",fun,init]funds の要素に適用する.init で始めて,結果を累積するtime: O(n)
    ds["JoinBack",elems]elemsds の後ろに繋ぐtime: O(nelems)
    ds["JoinFront",elems]elemsds の前に繋ぐtime: O(nelems)
    ds["Length"]ds に保存された要素の数time: O(1)
    ds["Part",i]dsi 番目の部分を返すtime: O(n)
    ds["Prepend",x]xds の先頭に追加するtime: O(1)
    ds["SetPart",i,elem]dsi 番目の部分を更新するtime: O(n)
    ds["SwapPart",i,j]dsi 番目と j 番目の部分を交換するtime: O(n)
    ds["Visualization"]ds の可視化を返すtime: O(n)
  • 以下の関数もサポートする.
  • dsi===dsjdsidsj に等しい場合はTrue
    ds["Part",i]=valdsi 番目の要素を val に設定する
    FullForm[ds]ds の完全形
    Information[ds]ds についての情報
    InputForm[ds]ds の入力形
    Normal[ds]ds を通常の式に変換する

例題

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  (2)

新しい"LinkedList"は,CreateDataStructureを使って作成できる:

要素は加えることができる:

要素は先頭に追加することができる:

長さを返す:

最初の要素を抽出する:

要素を変更する:

要素が更新された:

式バージョンの ds を返す:

追加もプリペンドも素早くできる:

データ構造の可視化を生成することができる:

全要素を合計する:

スコープ  (1)

情報  (1)

新しい"LinkedList"は,CreateDataStructureを使って作成することができる:

データ構造 ds についての情報: