ビルやその他の人造構築物で有名なもの.

Entity["Building",name]または

タイプ"Building"の実体を表す.

[prop]

指定された特性の値を与える.

[{propi,}]

特性のリストの値を与える.

EntityClass["Building",{propispeci,}]

speci で定義された propi の値を持つ実体のクラスを表す.

実体のサンプル

実体クラスのサンプル

特性

  • AdministrativeDivisionadministrative region
    Architectarchitect
    ArchitecturalHeightarchitectural height
    ArchitecturalStylestyle
    ArchitectureFirmfirm
    Citiescity location
    Clientsclients
    ConstructionCostconstruction cost
    ConstructionEndDatecompletion date
    ConstructionStartDateconstruction start date
    ConstructionStatusconstruction status
    Coordinatescoordinates
    Countriescountry
    DestructionDatedestruction date
    Elevationelevation
    ElevatorCountnumber of elevators
    Engineersengineers
    EntityClassesentity classes
    EntityTypeListentity type list
    FloorCountfloors
    FloorSpacefloor area
    GroundBreakingDateground breaking date
    Heighttotal height
    Imageimage
    Latitudelatitude
    Longitudelongitude
    Materialmaterial
    Namename
    OpeningDateopening date
    Positionposition
    RenovationDaterenovation date
    RoofHeightroof height
    RoomCountnumber of rooms
    SeatingCapacityseating capacity
    StructuralEngineerstructural engineer
    StructuralSystemstructural system

詳細

  • "Building"実体には,超高層ビル,居住用ビル,小売業用ビル,オフィスビルだけでなく,ピラミッド,寺院,通信塔等のその他のさまざまな人造構築物が含まれる.
  • "Building"実体クラスには,有名な複合ビル施設だけでなく,"SkyscrapersDestroyed"のような多種多様なカテゴリに含まれるビルが含まれる.
  • 特性の中には,"Building"実体タイプ全体について使え,EntityValue["Building",property]の形式を使って得られるものもある.そのような特性には以下が含まれる.
  • "Properties"使用できる特性のリスト
    "PropertyCanonicalNames"使用できる特性の標準名
    "SampleEntities"使用できる実体のサンプルリスト(通常の長さは10)
    "SampleEntityClasses"使用できる実体クラスのサンプルリスト(通常の長さは10)
    "EntityCount"使用できる実体の数
    "Entities"使用できる実体のリスト
    "EntityCanonicalNames"使用できる実体の標準名
    "EntityClasses"使用できる実体クラスのリスト
    "EntityClassCanonicalNames"使用できる実体クラスの標準名
    "PropertyClasses"使用できる特性クラスのリスト
    "PropertyClassCanonicalNames"使用できる特性クラスの標準名
    "PropertyCount"使用できる特性の数
  • EntityValue["Building",property,annotation]の第3引数として以下の注釈が使える.
  • "Source"特性の出典情報
    "Date"実体特性値に関連する日付(あれば)
    "EntityAssociation"実体と実体特性値の連想
    "PropertyAssociation"特性と実体特性値の連想
    "EntityPropertyAssociation"指定の実体がキー,値が特性と実体特性値のネストした連想である連想
    "PropertyEntityAssociation"指定の特性がキー,値が実体と実体特性値のネストした連想である連想
    "Dataset"指定の実体がキー,値が特性名と実体特性値の連想であるデータ集合
  • EntityValue[property,annotation]の第2引数として以下の注釈が使える.
  • "Qualifiers"特性の可能な限定子のリスト
    "QualifierValues"各限定子に与えることができる値のリスト
    "DefaultQualifierValues"特性の限定子のデフォルト値のリスト
    "Description"特性についての短いテキストでの説明
    "Definition"テキストでの特性についての詳しい説明
    "PhysicalQuantity"実体特性値に関連する物理量
    "Unit"実体特性値に関連する単位
  • 限定子の値であるAutomaticは,適用できる形式の値が使えることを意味する.例えば,"Date"限定子には固有の日付や日付範囲が含まれる.

例題

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  (4)

実体を調べる際には,を使う:

を使って,あるビルの特性を調べる:

あるビルについて使用可能なすべての特性を取り出す:

建築が完了したビルの中で最も高いもの10個を求める:

スコープ  (5)

あるビルについて建築情報を得る:

あるビルの大きさについての特性を得る:

建造物のグループについてそれぞれの高さを取り出す:

ボストンの有名な建造物について,重要な日付を取り出す:

地理計算  (1)

ニューヨーク市で1000フィートより高いビルの位置をプロットする:

他の実体タイプとの関係  (1)

イオ・ミン・ペイが設計したビルを求める:

おもしろい例題  (1)

歴史的な都市ペトラの有名な建造物間を歩く経路を計算する: