Integer32

予備知識

    • 同一32ビット符号付き整数の列.
    • バイナリデータ形式.

ImportとExport

  • Import["file","Integer32"]は任意のファイルを32ビット符号付き整数の列として読み込み,領域の整数のパックアレーを返す.
  • Export["file",list,"Integer32"]は領域の整数のリストをバイナリ32ビットの整数の列にエキスポートする.
  • Import["file",{"Integer32",elem}]またはImport["file",elem ]は指定された要素を file よりインポートする.
  • Import["file",{"Integer32",{elem1,elem2,}}]は複数の要素をインポートする.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Import, Exportファイルからインポートする,あるいはファイルへエキスポートする
    CloudImport, CloudExportクラウドオブジェクトからインポートする,あるいはクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ImportString, ExportString文字列からインポートする,あるいは文字列へエキスポートする
    ImportByteArray, ExportByteArrayバイト配列からインポートする,あるいはバイト配列へエキスポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "Data"領域
  • デフォルトでImportExport"Data" 要素を使う.
  • Import["file",{"Integer32",n}]n 番目の32ビット整数を与える.
  • 末尾のバイトは,インポートされたファイルの大きさがデータサイズの倍数ではない場合には,無視される.

オプション

  • 一般的なオプション:
  • ByteOrdering$ByteOrdering使用するバイト順序
  • Importオプション:
  • "HeaderBytes"0ファイルの最初で省くバイト数

例題

  (1)

整数のリストをバイナリ32ビットの整数の列を表す文字列に変換する:

正しいバイト数が書かれたかを検証する:

バイナリデータを式に戻す:

同じデータを符号なしの整数を表していると仮定してインポートする: