"PaLM" (サービス接続)

"PaLM"はバージョン14.1で"GoogleGemini"に置き換えられた.

PaLM APIをWolfram言語で使う.

接続と認証

ServiceConnect["PaLM"]は,PaLM APIへの接続を確立する.それまでに保存された接続が見付かった場合は,それが使われる.それ以外の場合は,新たな認証リクエストが起動される.
この接続の使用には,インターネットのアクセスとGoogleのアカウントが必要である.

リクエスト

リクエスト:

"Completion" 与えられたプロンプトに対するテキストを完成する.

必須パラメータ:
  • "Prompt"それに対してテキストを完成するプロンプト
  • 任意のパラメータ:
  • "MaxTokens"Automatic生成するトークンの最大数
    "Model"Automatic使用するモデル名
    "N"Automatic返す完成の数(1つから8つ)
    "StopTokens"NoneAPIがさらなるトークンの生成を中止する最大で4つの文字列
    "Temperature"Automaticサンプリング温度(0から1まで)
    "TopProbabilities"Automatic確率が最も高い k 個のクラスだけからサンプリングする
    "TotalProbabilityCutoff"None累積確率が少なくとも p の最も確率が高いクラスからサンプリングする(核サンプリング)
  • リクエスト:

    "Chat" 与えられたチャット会話に対する応答を作成する

    必須パラメータ:
  • "Messages"会話中のメッセージのリスト
  • 任意のパラメータ:
  • "Model"Automatic使用するモデル名
    "N"Automatic返す完成の数(1つから8つ)
    "Temperature"Automaticサンプリング温度(0から1まで)
    "TopProbabilities"Automatic確率が最も高い k 個のクラスだけからサンプリングする
    "TotalProbabilityCutoff"None累積確率が少なくとも p の最も確率が高いクラスからサンプリングする(核サンプリング)
  • リクエスト:

    "TextEmbedding" 入力テキストを表す埋込みベクトルを作成する

    必須パラメータ:
  • "Text"モデルが埋込みに変換するテキスト
  • 任意のパラメータ:
  • "Model"Automatic使用するモデル名
  • リクエスト:

    "TokenCount" プロンプトに対してモデルのトークナイザを実行し,トークン数を返す

    必須パラメータ:
  • "Input"トークン化するテキストまたはメッセージ
  • パラメータ:
  • "Model"Automatic使用するモデル名
  • 例題

    すべて開くすべて閉じる

      (2)

    新たな接続を確立する:

    一片のテキストを完成する:

    チャットから応答を生成する:

    スコープ  (11)

    Completion  (3)

    サンプリング温度を変える:

    返す文字数を多くする:

    複数の完成を返す:

    Chat  (3)

    複数のメッセージを含むチャットに応答する:

    サンプリング温度を変える:

    複数の完成を返す:

    TextEmbedding  (2)

    あるテキストのベクトル埋込みを計算する:

    ベクトル埋込み間の距離を計算して意味上の類似点を求める:

    TokenCount  (3)

    文字のプロンプトのトークン数を取得する:

    メッセージプロンプトのトークン数を取得する:

    モデルは,指定されていない場合は自動的に選択される: