Pythonの直列化(シリアライズ)メソッドを使って,式をWXF形式にエキスポートする.

Python関数の export をWolframクライアントライブラリからインポートする

export 関数は,直列化モジュールの礎となるものである:

from wolframclient.serializers import export
  • export は,InputFormWXFの両方への直列化を扱う.

Pythonオブジェクトを直列化する

Pythonの組込みタイプの多くは,Wolfram言語の同等のものに直列化される:

export({'float': 1.2, 'bool': False, 'string': 'hello world!', 'bytes': b'\x00\xFF'}, target_format='wxf')

BinaryDeserializeを使ってWolfram言語式に変換する:

任意のWolfram言語式をPythonで書く

wl 関数を使って,Pythonで式を作成する:

from wolframclient.language import wl wl_expr = wl.BarChart(wl.Range(5))

WXFを対象形式として指定し,式をその形式にエキスポートする:

export(wl_expr, target_format='wxf')

BinaryDeserializeを使ってWolfram言語式に変換する:

注釈

より高度な直列化の方法については,「Wolfram Client Library for Python」のドキュメントを参照されたい.