Wolfram System Modeler 4.3の新機能
System Modeler 4.2以降に追加された主要な新機能のリスト.
共同研究
- 従属物(ライブラリ,形状,表,コード等)もすべて含む完全なモデルを容易に共有できる.
- モデルプロットを含むモデルをパッケージすることができ,プロットはシミュレーションを行う際にすぐに表示することが可能.
シミュレーション
- Simulation Centerでプロットを作成し,モデルプロットを使用することが可能.
- Simulation Centerにおいて,プロットやパラメータ用のカスタムの単位をサポート.
- パラメータの値が変更できない場合には,それが明示的に示されるようになった.
- 大規模なモデルのコンパイルスピードが40%までアップ.
モデリング
- 各コンポーネントの使用例の完全なリストがドキュメントに含まれるようになった.
- ダイアグラムエディタの機能が向上し,モデルダイアグラムを見やすくするために接続線に点が簡単に加えられるようになった.
- ダイアグラムエディタで,必要に応じて,色,ファイル,ポートを選択するダイアログが自動的に開くようになった.
- Modelicaのシンタックスエラーすべてが,詳細な診断付きで完全に取り扱われるようになった.
ドキュメント
- System Modelerの教育機関向けと産業機関向けの例が製品に含まれるようになった.
- System Modelerのすべての例が更新され,モデルプロットを即時に使用できるようになった.
- 更新された「Modelica by Example」の本.
Wolfram言語の統合
- モデルダイアグラムを掘り下げてコンポーネントを得ることが可能.
- モデルの異なる入力に対する並列シミュレーションをサポート.
- モデルとシミュレーションのデータ用の新しい要約の特性.
- モデルデータ用の新しいドキュメント特性により,ドキュメントを即座に使用できるようになった.
- CombiTimeTable(Modelicaが使用するデータ保存形式)でのインポートとエキスポートのサポート.