フロー制御
従来の手続き型プログラミング言語では一般にプログラムの各段階で明示的な「フロー制御」を定義することが必要である.Wolfram言語 はさまざまな記号拡張ができる標準フロー制御プリミティブを提供する.その高レベルプログラミングパラダイムを使うと,通常プログラマーはフロー制御の詳細を指定する必要がなくなる.
Return — 任意の関数から戻る
Break,Continue — 手続き型のループ構造を終了・続行する
Goto,Label — 非常に旧式の明示的な手続き型フロー制御
Throw — あらゆる例外を「投げ」て,取り囲むCatchで「キャッチ」する
Confirm ▪ ConfirmBy ▪ ConfirmMatch ▪ ConfirmQuiet ▪ ConfirmAssert ▪ Enclose
WithCleanup — 式の値を返す前にクリーンアップする
Abort — 放棄を生成する
Interrupt ▪ CheckAbort ▪ AbortProtect ▪ PropagateAborts
TimeConstrained,MemoryConstrained — 制約条件付きで実行する
Pause — 指定の時間休止する
Dialog — サブセッションダイアログを開始する
Input ▪ DialogInput ▪ ChoiceDialog ▪ DialogReturn