AlphaChannel
AlphaChannel[color]
color の不透明度を返す.
AlphaChannel[image]
image のアルファチャンネルを返す.
AlphaChannel[video]
video 中のフレームのアルファチャンネルを含む動画を返す.
詳細
- AlphaChannelは,各画素が対応する画素の不透明度を表す画像を返す.アルファチャンネルは,一般に,関心領域をハイライトしたり画像をマスキングしたりするために使われる.
- 入力に不透明度がない場合,color または image のすべての画素の不透明度は1であると推定される. »
- AlphaChannelは任意の有効な色指示子および2Dまたは3Dの画像に使うことができる.
予備知識
- AlphaChannelは,局所的に不透明度を指定する画像に関連するマットを与える.したがって,これは,画像からの寄与度と背景が異なるような,画像と背景の組合せに役立つ.
- AlphaChannelは,画素値が0と1を含んで0から1までの実数配列であるグレースケールの画像を返す.ここで,0は画像が完全に透過的であることを示し,1は画像が完全に不透明であることを示す.アルファチャンネルの画素は,関連する画像の画素と1対1対応であり,画像データと同じファイルに独立した「チャンネル」として保存される.
- 画像に明示的なアルファチャンネルがない場合は,AlphaChannelはすべてが1,つまり,完全に白い画像を返す.SetAlphaChannelを使って画像にアルファチャンネルを加えたり,画像中のアルファチャンネルを変更したりすることができ,RemoveAlphaChannelを使ってアルファチャンネルを削除することができる.ImageChannelsは,アルファチャンネルを含む画像については,アルファチャンネルを含まない画像よりも1大きい数を返す.
- アルファチャンネルが画像中の個々の画素の不透明度(可視性)を指定するのに対し,グラフィックス指示子OpacityはWolfram言語におけるグラフィックスプリミティブの不透明度のレベルを指定するのに使うことができる.アルファチャンネルとは異なり,Opacityはグラフィックスプリミティブそれ自身の一部としては保存されず,(1つの画像とは逆に)グラフィックス式の集合全体に適用される.
例題
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Wolfram Research (2010), AlphaChannel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AlphaChannel.html (2022年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2010), AlphaChannel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AlphaChannel.html (2022年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "AlphaChannel." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/AlphaChannel.html.
APA
Wolfram Language. (2010). AlphaChannel. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AlphaChannel.html