ArrayFilter
ArrayFilter[f,array,r]
指定された配列中の範囲 r のブロックすべてに f を適用する.
ArrayFilter[f,array,{r1,r2,…}]
連続する次元の範囲 r1, r2, …のブロックに f を適用する.
ArrayFilter[f,array,template]
配列 template 中の1の位置で指定されたブロックの上に f を適用する.
詳細とオプション
- ArrayFilter[f,array,…]は,array が一定の深さを持つ完全配列であることを必要とする.
- ArrayFilter[f,array,r]は,array 中の要素の重なり合うブロックすべてに f を適用する.
- array と template の両方がSparseArrayオブジェクトでよい.
- ArrayFilter[f,array,template]では,template の0に相当する近傍要素は,f に渡される前にMissing[]で置換される.
- ArrayFilterにはPaddingオプションがある.このオプションは,配列の端でどのように近傍を形成するかを指定する.次は,使用可能な設定である.
-
None より小さい配列を返す val 充填に val を使う "Fixed" 端の要素を繰り返す(デフォルト) "Periodic" 各次元で周期的
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
中心要素は考慮されないテンプレートを使って長さ3のブロックを指定する:
左の要素のみが考慮されるテンプレートを使って長さ3のブロックを指定する:
DeleteMissingを使い,指定されたテンプレートに従って要素を削除する:
オプション (6)
Padding (6)
Padding->Noneとすると,ArrayFilterは配列の完全に内側にある近傍しか訪れない:
アプリケーション (5)
テキスト
Wolfram Research (2015), ArrayFilter, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayFilter.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "ArrayFilter." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayFilter.html.
APA
Wolfram Language. (2015). ArrayFilter. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayFilter.html