BinaryReadList
BinaryReadList["file"]
ファイルに残っているすべてのバイトを読み出し,それらを0から255の整数のリストとして返す.
BinaryReadList["file",type]
ファイルの最後に至るまで,ファイルから指定の型のオブジェクトを読み出す.読まれたオブジェクトのリストが返される.
BinaryReadList["file",{type1,type2,…}]
ファイルの最後に至るまで,一連の型のオブジェクトを読み出す.
BinaryReadList["file",types,n]
指定の型の最初の n 個のオブジェクトだけを読み出す.
詳細とオプション
- BinaryReadListはBinaryReadと同じ型のオプションをサポートする.
- file がまだ開かれていない場合は,BinaryReadListがこれを開き,読み終るとこれを閉じる.ファイルがすでに開かれていたときは,BinaryReadListが最後に閉じることはない.
- BinaryReadList["file",{type1,…}]は一連のtypeiを順に読む.列の途中でファイルの終りになった場合は読まれなかった列の要素の代りにEndOfFileが返される.
- BinaryReadList["!command",…]はパイプから読む.
- BinaryReadList[stream]はOpenReadによってBinaryFormat->Trueで返されたような開かれた入力ストリームから読む.
- BinaryReadList[File["file"]]もサポートされている.
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (1)
Fileオブジェクトを使って指定されたファイルからバイトを読む:
特性と関係 (1)
BinaryReadListは,ファイル中の全バイトを読み,それらをリストとして返す:
ReadByteArrayは,全バイトを読み,それらをByteArrayオブジェクトとして返す:
テキスト
Wolfram Research (2004), BinaryReadList, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BinaryReadList.html (2016年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2004. "BinaryReadList." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/BinaryReadList.html.
APA
Wolfram Language. (2004). BinaryReadList. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/BinaryReadList.html