CheckboxBar
CheckboxBar[x,{val1,val2,…}]
設定値が x で値 vali のチェックボックスがリスト x に含まれるチェックボックスバーを表す.
CheckboxBar[Dynamic[x],{val1,val2,…}]
動的に更新された x の現在値を設定値とする.リスト x 中の値はチェックボックスがクリックされるたびにリセットされる.
CheckboxBar[x,{val1lbl1,val2lbl2,…}]
値 valiと関連付けられたチェックボックスにラベル lbliが付いたチェックボックスバーを表す.
詳細とオプション
- CheckboxBar中の複数のチェックボックスを同時にチェックすることができる.チェックされたすべてのチェックボックスの値がリストで与えられる. »
- valiと lbliは,文字列,ボックス,グラフィックス,その他,動的な式を含む任意の式でよい. »
- CheckboxBar[x,list]では,list の要素としてDelimiterを用いて表示された設定バーの垂直区切りを指定できる.
- 次のオプションが使える.
-
Appearance Automatic チェックボックスバーの全体的な外観 Background Automatic 使用する背景色 BaselinePosition Automatic 周囲のテキストと相対的な揃え方 BaseStyle {} 各チェックボックスのベーススタイル指定 Enabled Automatic チェックボックスを有効にするか,無効(灰色表示)にするか ImageMargins 0 表示されたチェックボックスの周りの余白 - 使用可能なAppearanceオプションの設定値には次のようなものがある.
-
"Horizontal" 水平方向に等間隔 "Vertical" 垂直方向に等間隔 "Row" 改行を許し,テキストのように並べる - Appearance->"Vertical"->{h,w}は,各列を水平に順番に埋めることで,グリッド内のコンテンツを指定された行数列数で表示する.Appearance->"Horizontal"->{h,w}とすると,代りに行が垂直に埋められる.
- h あるいは w の一方がAutomaticのときは,すべてのコントロールが結果の格子に納まる最小の数であるとみなされる.h と w の両方がAutomaticのときは,格子の行数と列数がほぼ等しくなるように計算される.
- Method->"Active"とすると,各項目のアクティブなエリアに対応するラベルが付けられる.
- BaseStyleとLabelStyleの設定値は,一般に現行スタイルシートの"CheckboxBar"スタイルと"CheckboxBarLabel"スタイルで与えられるデフォルトスタイルに加えられる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
オプション (9)
Enabled (1)
デフォルトで,CheckboxBarは有効になっている:
Method (1)
一般に,チェックボックスの切り換えには直接チェックボックスをクリックすることが必要である:
Method->"Active"とすると,ラベルをクリックしてもチェックボックスが切り換えられるようになる:
特性と関係 (2)
テキスト
Wolfram Research (2007), CheckboxBar, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CheckboxBar.html (2008年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "CheckboxBar." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2008. https://reference.wolfram.com/language/ref/CheckboxBar.html.
APA
Wolfram Language. (2007). CheckboxBar. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/CheckboxBar.html