Cone

Cone[{{x1,y1,z1},{x2,y2,z2}},r]

(x1,y1,z1)を中心とした半径 r の底面を持ち頂点が(x2,y2,z2)である円錐を表す.

Cone[{{x1,y1,z1},{x2,y2,z2}}]

底面が半径1の円錐を表す.

詳細とオプション

  • Coneは,幾何学領域として,またグラフィックスプリミティブとして使うことができる.
  • Cone[]Cone[{{0,0,-1},{0,0,1}}]に等しい.
  • Coneは,塗り潰された円錐形の領域を表す.ただし,であり,ベクトルTemplateBox[{{v, _, 1}}, Norm]=TemplateBox[{{v, _, 2}}, Norm]=1と直交し,かつ である.
  • ConeGraphics3Dで使うことができる.
  • グラフィックスでは,点 pi および半径 r は,Scaled式およびDynamic式でよい.
  • グラフィックスの描画は,EdgeFormFaceFormSpecularityOpacity,色等の指示子に影響される.
  • Cone[{spec1,spec2,},{r1,r2,}]は,指定 speciで底面の半径が riである円錐の集合を表す.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (4)

単位半径で2単位高の円錐:

原点から{1,1,1}までで底面の半径が1/2の円錐:

異なるスタイルの円錐:

体積と重心:

スコープ  (22)

グラフィックス  (12)

指定  (5)

指定されていない場合,半径は1であるとみなされる:

半径の異なる円錐:

方向の異なる円錐:

原点を中心とし,底面の半径が1の円錐の短縮形:

複数の円錐:

スタイリング  (5)

色指示子は,円錐の表面色を指定する:

FaceFormおよびEdgeFormは面と辺のスタイル指定に使うことができる:

FaceFormを使って面の表と裏に異なる特性を指定することができる:

鏡面反射指数が異なる円錐:

赤く光る白い円錐:

Opacityは,表面の不透明度を指定する:

座標  (2)

Scaled座標を使う:

Scaled半径を使う:

領域  (10)

埋込み次元は,円錐がある空間の次元である:

幾何次元は形それ自身の次元である:

帰属判定:

帰属条件を得る:

体積:

重心:

点からの距離:

円錐についての等距離等高線:

点からの符号付き距離:

領域内の最近点:

包み込んでいる球までの最近点:

円錐は有界である:

その範囲を求める:

円錐領域で積分する:

円錐領域で最適化する:

円錐領域で方程式を解く:

アプリケーション  (5)

体積が である円錐の最小の表面積を求める:

体積が等しい他のいくつかの円錐と比較する:

円錐と平面の交わりによって領域を定義する:

交わりを可視化する:

簡単な3Dの矢印グラフ:

Coneに基づいてChartElementFunctionを定義する:

BarChart3DConeを使って3D棒グラフを作る:

Histogram3Dも同様にConeを使うことができる:

Coneを使ってBubbleChart3Dのバブルを表示する:

特性と関係  (6)

Scaleを使って楕円形の円錐を得る:

ConeArrowにおける3Dの鏃として使われる:

ConeTubeの特殊なケースである:

Tubeで異なる半径を指定することで切り取られた円錐を得る:

ParametricPlot3Dを使って生成された円錐の外郭構造のパラメータ的な指定:

ContourPlot3Dで生成された円錐の外郭構造の陰的指定:

ImplicitRegionは,任意のCone領域を表すことができる:

おもしろい例題  (3)

ランダムな単位円錐:

軸の周りで円錐を素早く動かす:

ネストした透明な円錐:

Wolfram Research (2008), Cone, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Cone.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2008), Cone, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Cone.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2008. "Cone." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/Cone.html.

APA

Wolfram Language. (2008). Cone. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Cone.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_cone, author="Wolfram Research", title="{Cone}", year="2014", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Cone.html}", note=[Accessed: 21-November-2024 ]}

BibLaTeX

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