ContainsOnly
ContainsOnly[list1,list2]
list1が list2に現れる要素だけを含む場合にTrueを返す.
ContainsOnly[list2]
適用されたオブジェクトが list2の要素だけを含む場合にTrueを返す,この関数の演算子形である.
詳細とオプション
- ContainsOnly[list1,list2]の listiは,式のリストまたはその表現,つまりSparseArray,QuantityArray,Association,EntityClass等を頭部とするオブジェクトでなければならない.
- ContainsOnly[list1,list2,SameTesttest]は test を listiの要素の各ペアに適用して両者を同じものとみなすべきかどうかを決定する.
- ContainsOnly[list2][list1]はContainsOnly[list1,list2]に等しい.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
ContainsOnlyの演算子形を使う:
ジョンレノン(John Lennon)またはポールマッカートニー(Paul McCartney)が,あるいはこの二人で作曲した曲の数:
ContainsOnlyは連想に使うことができる:
オプション (2)
SameTest (2)
デフォルトで,ContainsOnlyは要素が等しければ同じであるとみなす:
両者が全く同じ量を表している場合は,単位の違いが考慮される:
Equalを比較関数として使って数値許容度を持たせる:
特性と関係 (3)
ContainsOnlyの引数を逆にすることは,ContainsAllを使うことに等しい:
ContainsOnly[list1,list2]はSubsetQ[list2,list1]に等しい:
ContainsOnly[{},list]は,常にTrueを返す:
テキスト
Wolfram Research (2015), ContainsOnly, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsOnly.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "ContainsOnly." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsOnly.html.
APA
Wolfram Language. (2015). ContainsOnly. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ContainsOnly.html