ExternalStorageObject

ExternalStorageObject[location]

外部 location に保存されたファイルを表す.

ExternalStorageObject[assoc]

連想 assoc の成分で指定される外部サービスに保存されたファイルを表す.

ExternalStorageObject[location,assoc]

追加要素が assoc で与えられる外部 location に保存されたファイルを表す.

詳細

  • ExternalStorageObjectExternalStorageUploadおよびExternalStoragePutによって返される.これは,ExternalStorageDownloadExternalStorageGetCopyFileに対する有効な入力となる.
  • 次は,location の可能な形式である.
  • "CID"IPFSコンテンツID (CID)
    "path"外部ストレージサービスのパス(例:Dropbox,Amazon S3)
    "bucket/key"外部ストレージサービスのバケット名とキー(例:Amazon S3)
    "uri"外部ストレージサービスのURI(例:Amazon S3 URI)
    {"location1","location2",}外部ストレージサービスのパス,キーあるいはURIのリスト
  • ExternalStorageObject[assoc]の連想 assoc は以下のキーがある要素を持つことができる.
  • "CID"IPFSコンテンツID (CID)
    "Path"外部ストレージサービスのファイルへのパスまたはパスのリスト
    "BucketName"外部ストレージサービスのバケット名(例:Amazon S3)
    "ExternalStorageBase"external storage service
  • ExternalStorageObject[...]["Properties"]は外部ストレージオブジェクトの使用可能な全特性のリストを返す.
  • ExternalStorageObject[...][prop]は外部ストレージオブジェクトの特性 prop を返す.
  • 次は,サポートされる特性である.
  • "BucketName"Amazon S3のバケット名
    "CID"IPFSのコンテンツID
    "FileHash"ファイルハッシュ
    "Path"外部ストレージサービス内のファイルのパス
    "ResourceType"リソースタイプ ("SingleFile", "MultipleFiles")
    "Service"外部ストレージサービス
  • ExternalStorageObjectはファイルへの参照を作る.ファイルがすでに存在している必要はない.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (4)

デフォルトの$ExternalStorageBaseを使ってExternalStorageObjectを作る:

IPFSのコンテンツIDをロケーションとして与えることでExternalStorageObjectを作る:

Dropbox内の単一のファイルへのパスと"ExternalStorageBase"の値で表されるサービスを連想で与えてExternalStorageObjectを作る:

Amazon S3バケット内の複数のファイルへのパスを与えることでExternalStorageObjectを作る:

スコープ  (6)

単一のファイル  (4)

IPFSコンテンツIDを場所として与えることでExternalStorageObjectを作る:

Dropbox内の単一ファイルへのパスと連想内の"ExternalStorageBase"の値で与えられるサービスを与えることでExternalStorageObjectを作る:

連想の"Path"キーの値としてパスを指定することで同じ結果が得られる:

Amazon S3バケット内の単一ファイルへのパスを与えることでExternalStorageObjectを作る:

連想の"Path"キーの値としてパスを指定することで同じ結果が得られる:

Amazon S3 URIを与えることでExternalStorageObjectを作る:

複数のファイル  (2)

Amazon S3バケット内の複数のファイルへのパスを与えることでExternalStorageObjectを作る:

連想の"Path"キーの値としてパスを指定することでも同じ結果が得られる:

特定のバケットに関連付けられた複数のAmazon S3 URIを与えることでExternalStorageObjectを作る:

アプリケーション  (3)

計算した値をIPFSに保存する:

IPFSに保存された式を得る:

IPFSからファイルをダウンロードする:

ダウンロードしたコンテンツをインポートする:

Amazon S3バケットから複数のファイルをダウンロードする:

特性と関係  (11)

CopyFile  (1)

CopyFileはローカルパスへファイルをダウンロードするためのファイル指定としExternalStorageObjectもてサポートする:

Properties  (10)

BucketName  (1)

Amazon S3に保存されているファイルを表すExternalStorageObjectのバケット名を得る:

CID  (1)

IPFSに保存されたファイルを表すExternalStorageObjectのコンテンツIDを得る:

FileHash  (1)

IPFSに保存されたファイルを表すExternalStorageObjectのファイルハッシュを得る:

Path  (2)

Dropboxに保存されたファイルを表すExternalStorageObjectのパスを得る:

Amazon S3バケットに保存されている複数のファイルのパスを得る:

Properties  (3)

IPFSに保存されているファイルを表すExternalStorageObjectの特性を得る:

Dropboxに保存されているファイルを表すExternalStorageObjectの特性を得る:

Amazon S3に保存されているファイルを表すExternalStorageObjectの特性を得る:

ResourceType  (1)

ExternalStorageObjectのリソースタイプを得る:

Service  (1)

ExternalStorageObjectに関連付けられた外部ストレージサービスを得る:

Wolfram Research (2020), ExternalStorageObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ExternalStorageObject.html.

テキスト

Wolfram Research (2020), ExternalStorageObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ExternalStorageObject.html.

CMS

Wolfram Language. 2020. "ExternalStorageObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ExternalStorageObject.html.

APA

Wolfram Language. (2020). ExternalStorageObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ExternalStorageObject.html

BibTeX

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BibLaTeX

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