GeoProjection
GeoGraphicsのオプションで,地図に使用する地図投影法を指定する.
詳細
- GeoProjectionは,任意の投影法"proj"または{"proj",params}を使うことができる.ただし,"proj"はGeoProjectionDataの任意の実体,params は"StandardParallels"{33,60}のようなパラメータの規則である.GeoProjectionData["proj"]は,投影法"proj"についてのパラメータのデフォルト値を与える.
- GeoGraphics[…,GeoProjectionAutomatic]は,投影法を自動的に選択する.これは,小さいスケールの場合は"Mercator",中くらいのスケールの場合は"LambertAzimuthal",大きいスケールの場合は"Equirectangular"である.これは,"Centering"と"GridOrigin"の両パラメータも自動的に選ぶ.
- 投影法はGeoGraphics地図の測地的背景,またGeoPathやGeoDiskのような測地プリミティブに適用される.
- AbsoluteOptionsを使って,Automatic設定のGeoProjectionについての明示的な投影情報を与えることができる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (5)
スコープ (3)
特性と関係 (2)
明示的な投影法が指定されていない場合は,自動的に1つが選ばれる:
1つ以上の測地グラフィックスプリミティブがあり,投影法が明示的には指定されていない場合は,正距円筒図法が常に使われる:
GeoDisk,Line[{GeoPosition[…], …}]等を使って,正しく投影されたプリミティブを地図上に置く:
あるいは,明示的に投影法を指定して,投影された測地グラフィックスと同じ座標スケール上で,通常のグラフィックスとプリミティブを組み合せる:
Wolfram Research (2014), GeoProjection, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GeoProjection.html.
テキスト
Wolfram Research (2014), GeoProjection, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GeoProjection.html.
CMS
Wolfram Language. 2014. "GeoProjection." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GeoProjection.html.
APA
Wolfram Language. (2014). GeoProjection. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GeoProjection.html