GraphPeriphery
グラフ g 中の少なくとも1つの頂点との距離が最大である頂点を返す.
GraphPeriphery[{vw,…}]
規則 vw を使ってグラフ g を指定する.
詳細とオプション
- GraphPeripheryは末端頂点としても知られている.
- 使用可能なオプション
-
EdgeWeight Automatic 各辺の重み Method Automatic 使用するメソッド - デフォルト設定のEdgeWeight->Automaticのとき,辺の重みは,グラフ g のEdgeWeightが存在するときはそれ,なければ1であるとみなされる.
- Methodの可能な設定値には,"Dijkstra","FloydWarshall","Johnson"."PseudoDiameter"がある.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (7)
GraphPeripheryは無向グラフに使うことができる:
GraphPeripheryは大きいグラフに使うことができる:
特性と関係 (8)
連結グラフについては,グラフの末端はVertexEccentricityで求めることができる:
CompleteGraphの場合,末端にはすべての頂点が含まれる:
正の重みがあるPathGraphの場合,末端部は端点からなる:
非負の重みを持つグラフでは,末端部はそれぞれの端点で終る2つの経路を形成する:
CycleGraphでは,すべての頂点が末端に含まれる:
サイズが5以上のWheelGraphでは,ハブを除くすべての頂点が末端に含まれる:
GridGraphでは,末端はコーナー位置の頂点からなる:
CompleteKaryTreeでは,末端は葉からなる:
テキスト
Wolfram Research (2010), GraphPeriphery, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphPeriphery.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "GraphPeriphery." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphPeriphery.html.
APA
Wolfram Language. (2010). GraphPeriphery. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphPeriphery.html