GraphProduct
GraphProduct[g1,g2]
グラフ g1とグラフ g2の直積を与える.
GraphProduct[g1,g2,"op"]
グラフ g1と g2についてタイプ"op"の積を与える.
詳細とオプション
- GraphProductはボックス積としても知られている.
- GraphProductは,通常,初期のグラフのブール結合から新たなグラフを生成するために使われる.
- GraphProduct[g1,g2]は,g1と g2の頂点の直積から形成される頂点を持つグラフを与える.u1==v1で u2が v2に接続されている,あるいは u2==v2で u1が v1に接続されているなら,頂点{u1,u2}と{v1,v2}は接続されている.
- GraphProduct[g1,g2,"op"]はタイプ"op"で辺{u1,u2}{v1,v2}が以下の条件に従うグラフ積を与える.
-
"Cartesian" (u1==v1 ∧ u2v2)∨(u2==v2∧u1v1) "Conormal" (u1v1)∨(u2v2) "Lexicographical" (u1v1)∨(u1==v1∧u2v2) "Normal" (u1==v1∧u2v2)∨(u2==v2∧u1v1)∨(u1v1∧u2v2) "Rooted" (u1==v1 ∧ u2v2)∨(u1v1 ∧ u2==v2==r) "Tensor" (u1v1)∧(u2v2) - 頂点 r はVertexList[g2]の最初の頂点である.
- GraphProduct[g1,g2]は,事実上,GraphProduct[g1,g2,"Cartesian"]に等しい.
- GraphProductは無向グラフ,有向グラフ,多重グラフ,混合グラフに使うことができる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (30)
有向グラフ (5)
無向グラフ (5)
混合グラフ (5)
多重グラフ (5)
重み付きグラフ (5)
特殊グラフ (5)
特性と関係 (6)
頂点 viを持つ2つのグラフの積の頂点数は v1 v2 である:
頂点 viと辺 eiを持つ2つの無向グラフのデカルト積の辺数はv1 e2+v2 e1である:
共法線積はv12 e2+ e1v22 - 2e1e2である:
TorusGraph[{m,n}]は巡回グラフ と の直積から形成されるグラフである:
Wolfram Research (2022), GraphProduct, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphProduct.html.
テキスト
Wolfram Research (2022), GraphProduct, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphProduct.html.
CMS
Wolfram Language. 2022. "GraphProduct." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphProduct.html.
APA
Wolfram Language. (2022). GraphProduct. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GraphProduct.html