HeaderBackground
Datasetのオプションで,行と列のヘッダの背景色を指定する.
詳細
- HeaderBackgroundの設定は,任意の色または不透明度指定,あるいは同じものを返す純関数でよい.
- オプションHeaderBackgroundcolor のとき,データ集合内のすべてのヘッダの背景色として指定された色が使われる.
- HeaderBackgroundNoneは背景を使わないように指定するので,背景は事実上透明になる.
- HeaderBackgroundAutomaticは,ヘッダの背景がシステムの外観に従うように指定する.
- HeaderBackgroundの設定を以下のように与えて,異なる項目に別々に適用することができる.
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spec spec をすべてのヘッダに適用する {spec1,spec2,…,specn} Datasetのレベル k のヘッダに speckを適用する 個々のヘッダに明示的な規則も使えるようにする - speckは以下の形でよい.
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{s1,s2,…,sn} s1から snまでを使い,次にデフォルトを使う {{c}} すべての場合に c を使う {{c1,c2}} c1と c2を交互に使う {{c1,c2,…}} すべての ciを循環的に使う {s,{c}} s を使い,次に c を繰り返し使う {s1,{c},sn} s1を使い,次に c を繰り返し使うが,最後は snを使う {s1,s2,…,{c1,c2,…},sm,…,sn} 最初の一続きの siを使い,次に ciを循環的に使い,最後に siの最後の一続きを使う {s1,s2,…,{},sm,…,sn} はじめに siの最初の一続きを使い,最後に終りの一続きを使う - 規則は ispec の形をしている.i はデータ集合内の位置を指定する.
- 位置はパターンでもよい.
- ヘッダの位置は,ヘッダにカーソルを合わせてデータ集合の一番下から読むことができる.
- 規則の左辺がリストではないとき,設定は左辺をキーあるいは指標として持つ任意の位置に適用される.
- 色を返す純関数 f を任意の色の代りに使うことができる.設定は f[item,position,data]で与えられる.data はデータ集合の第1引数である.
例題
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Wolfram Research (2020), HeaderBackground, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderBackground.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), HeaderBackground, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderBackground.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "HeaderBackground." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderBackground.html.
APA
Wolfram Language. (2020). HeaderBackground. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderBackground.html